
最近この時期毎年恒例になっています。友達のかんなちゃん家に行ってきました。相変わらず心が揺さぶられて帰ってきました。
かんなちゃんは長野県にほど近い静岡県、昔平家が落ち延びて住みついたという山の上のほうに住み、素敵なお茶畑を営み、鶏を愛情いっぱいに飼い、そして中学校の時間講師の仕事をしている、超レアな人です。
今回1年ぶりに訪れたら、台所のガスコンロの使用をやめ、煮炊きはもっぱら釜戸と七輪、薪と炭のみ、という生活に進化!(決して退化じゃないよ)コタツは炭だし、風呂は薪だしご飯はとってもおいしいし、私なんだかうらやましい。素敵な生活・・・

もちろんこのような生活を送るのは想像通り大変です。風呂や煮炊きのために大量の薪を作り常時備えておかねばならないし、普通の生活のように何でもスイッチ入れれば簡単にON、というわけにはいかないし。でもなんか生活すべてが「生きる」ことにシンプルにつながっているようで、気持ちにすとん、と落ちてくるような・・考えてみると私はけっこう多くの思考や体力をお金を手に入れることのために使ってるし・・フツーのことだけれども・・
とはいえ、今はまぁ、今できることを精一杯!でもいつかきっと私ももっと自然を感じながら、動物や畑と平和にそしてよりシンプルに暮らしたいなぁ、と思うのでした。