みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

味噌開封

2009-02-24 21:41:25 | Weblog
2週間ほど前のこととなりますが、昨年仕込んだ味噌を開封しました。

記録によれば昨年の4月12日、私の友達が5人も来てくれた時にせっかくだから「餅つき&味噌作り」をやろう!ということになって作った味噌です。

ちなみにそのときの餅つきは大失敗しました。味噌用の豆のセイロとモチ米のセイロを同じ釜の上に重ねたのがいけなかったようです。極めて水っぽい餅になりました。
が、そんな餅付の失敗の一方で、元気な友人たちの手により盛り上がりの中で進んだ味噌作り。私はほとんど何にもやらなかったような気がするのですが、最後に樽に味噌玉と詰め込んでから平らにし、塩をのせ、封は「数日後、仕込んだ味噌が冷え切ってから私がするよ!」と、友人達に言い放って終了となったのでした。

が、そのとき季節は春。何かとそわそわ忙しい時でもあり、私はすっかり味噌のことは忘れて数週間そのまま放置してしまったのです。思い出してのぞいて見たときには表面が乾いていて蓋にするラップフィルムが上手く張り付かないではないですか(味噌は嫌気性発酵のためしっかり蓋をするのがいいのです)。とにかくしっかりラップをのっけたことにして、重石をして蓋をして、これでやっと本当の終了・・・・最近この開封に至るまで、なんと気の重い味噌だったことか・・・・

でも見てください。↑ほとんどカビなし。きれいな味噌が出来上がっています。雑菌が大繁殖してしまうのではないかと心配していましたが、大丈夫!分量さえ間違えなければ、味噌ってほとんど失敗ないようです。(7,8回味噌作りをやっていますが、実は一度失敗してます。たぶん、塩の分量ミスです。慣れてくるとびっくりするようなところで失敗するものです。私だけかな?)
味もとてもいいです。手前味噌ですので自画自賛。ご飯に味噌をのせるだけでとってもおいしいです。
もう最後になったおととしの味噌(右側)と昨年仕込んだ味噌をタッパーに詰めて、しばらくは2色味噌を楽しみます。

さて、今年も味噌作らないと!

こんにゃく芋 太る!

2009-02-20 19:31:50 | Weblog
ふと思い立って掘ってみたところ、思いがけず大きく育っていました。
こんにゃく芋です。いま住む家に越して来た頃、庭の隅に植えておいたこんにゃく芋。もう2年も放置してあったのだから大きくなっているのは当たり前ですが、初めてのことなのでびっくり、うれしいです。
早速こんにゃくに加工してみることにしました。
作り方をネットで調べてみましたが、やり方も凝固剤の種類も分量も様々で、どれを当てにしたらよいのやら、、たぶんどんなやり方でもそこそこに出来るのだろうと解釈し、ひとまず薬局に凝固剤を買いに行きました。

買ってきたのは一応説明書きが付いていた「こんにゃくの素」。箱の裏の説明を読みながらネットの情報も考慮に入れながら、やりたい方法で。
①こんにゃく芋はほどほど白くなるまでたわしで洗い、芽の部分は包丁でえぐりとる。今回は大きい方の芋が1キロ弱あったので、半分は洗った後冷凍庫へ。(生芋冷凍保存が正しいやり方かどうかは不明です。)残り半分470gをコンニャクへ。
②こんにゃく芋を1.8ℓの水の中にすりおろし、火にかける。

木ベラでで焦げないように一生懸命混ぜながら!程なくのり状に固まってきて腕が重たくなりますが、15分くらい混ぜ続けました。
③ ②しばらく冷ましてから、分量のぬるま湯で溶いた凝固剤を加え、またひたすら混ぜる。とにかく素早く混ぜ続けることが大事みたいです。
④成型。タッパーに詰めて上から押して平らに(ならなかった・・・)。1個は手で丸めてみました。
⑤④までで小1時間、その後畑に出かけていったので放置すること数時間・・・・帰宅後、タッパーからはずして適当な大きさに切ってから熱湯で茹でてあく抜き。箱の裏には40分くらい煮ると書いてあったけど、面倒になって20分程度で済まし、水に放す。
⑥味見。アクなのか、なんか変な味がわずかにしますが、それを除けば、柔らかく、食感ぷりぷりと、そしてこんにゃくって味があったんだ~と味わい深いものに出来上がりました~成功!


月曜に作ったのですが、炒めたり、汁の実に、煮物に、海苔を巻いてフライに、そして今夜はおでんになってめでたく完食。私は大満足です。(オットはそうでもないです。)次回は冷凍こんにゃく芋で挑戦します。

暖かくて暖かくて

2009-02-15 19:01:12 | Weblog
2月だというのになんて暖かなのでしょう。昨日なんかは気持ちいい!を通り越してちょっと暑くって気持ち悪いくらいでした。が、そんな朝、うきうきとして出掛けで行った所は田んぼ!我が家の借りている山のふもとのだんだん田んぼの上の畦には、毎年この季節ふきのとうが顔を出すのです。(↑)上の写真。今年も見つけました。1つ2つと摘みながら、久々にかぐフキのほろ苦い香り。
フキノトウにヨモギにたらの芽にタケノコ、フキ・・・と毎年春先に勝手に現れる山菜たちに心躍る季節になりました。
ちなみにふきのとうは、さっき油味噌にして食べました。ふきのとうを細かく刻んで、フライパンに熱した油でサッと炒め、みりんと味噌を合わせて加えザザザッと炒めて、以上です。この苦味がいいんですよね~ご飯に合います。

そして春らしい話題もう1つ。昨日から白菜のつぼみ菜の収穫が始まりました。菜花です。これ、丸まらなかった白菜なんです。初期虫にいじめられたとか、肥料が足りなかったとか、植え遅れたとか、何らかの理由で結球できなかった白菜。
丸くならなかったら白菜じゃないから失敗、ではなくって、これからが彼女らのがんばりどころ!まず中心部に出来ているつぼみ部分を摘み取っておいしい菜花として食べます。するとすぐに白菜は「やばい、真ん中のつぼみ取られちゃったぁ」とばかりにその下からニョキニョキと何本もおいしいつぼみを伸ばすのです。彼女らも春なのだからなんとしても花を咲かせねば、と必死なのです。
お浸しや、汁の実、おかか和えや辛子和えなど、和え物もおいしいです。苦味がなくさわやかな甘みのある白菜のつぼみ菜。今後つぼみが伸び次第、お届けします。

玉ねぎの草取り

2009-02-04 22:22:39 | Weblog
立春です。その響きだけでうれしくなります。

玉ねぎの草取りをやっています。この季節恒例の作業ですが、今年はなんと言っても草が多い、そして大きい。
12月にずいぶんと雨が多く暖かめで、たくさんの草が発芽しました。そして1月も降ったし・・・どんどん育っています。天気が穏やかで暖かく、はなゴンさえいい子にしていてくれるのなら、私としてはいくら続けていてもいい大好きな草取り。玉ねぎの周りがきれいになっていく様子が爽快です。が、当然日が傾き始めればすぐ寒くなるし、はなゴンはそういい子でもないので、いつも途切れ途切れの作業が進みます。
ところで、この玉ねぎ、11月に1本1本植えつけたものですが、今年は暖冬のせいもあってかなかなか元気に育っています。あぁ、楽しみです。収穫は5~6月になります。でもどんなに草取りをがんばったって、最後の最後にヒョウに当たったり、大雨にやられたりして病気になっちゃうことがあるのが玉ねぎです。あんまり過剰な期待はしないようにしなくっちゃ、と自分に言い聞かせています。が、あぁ、楽しみです。

ニワトリが来た

2009-02-02 22:02:59 | Weblog
庭にニワトリがまたやってきました。

年末にそれまで飼っていたニワトリたちをと殺して食べてしまっていた(産卵率の極まる低下と旅行で家を空けるためというのがその理由でした。)ので、この約1ヶ月鶏のいない生活を送っていた我が家。それは思った以上に寂しく、なんといっても残飯の行き先がないというのが1番の残念で・・というのも鍋に残った煮汁やちょっと人間うけの悪かったおかずなど、ニワトリにやったら大喜びだろうにそのニワトリの不在。そして今日はあるかな?ないかな?何個かな?と、通りすがりに卵を探す楽しみの喪失・・・その寂しさがますます募りつつあった今日この頃、突然近所のお世話になっている養鶏農家さんより「ニワトリ持ってっていいよ」と言われ、そろそろ処分される予定だったおばさん鶏を10羽頂いてきたのでした。
エサはうちの小麦(はっきり言ってもったいない)、米ヌカ、おととしくらいのエゴマ(これもかなりもったいない、が鶏のエサとしてはとてもよいみたいです)、くず野菜に残飯で、スローペースながらもとてもおいしい卵を産んでくれます、たぶん。昨日まで、たくさん卵を産むように、と、たっぷり魚粉入りのエサをおいしく食べていたニワトリたちにとって、柴田家の食事は、低タンパクの質素ご飯で慣れるまでショックでしょうが、まぁ、がんばっておくれ。時々はミミズもやるからね、と今日は久々にニワトリ観察をしてしまいました。