みんなの畑だより

柴田農園より、日々ののんびり畑便り。無農薬無化学肥料で育つ元気な野菜と畑、暮らしの記録。

冬越しキャベツの植え付け

2009-10-29 22:00:38 | 畑の様子
今年最後のキャベツ苗の植え付けを行いました。
9月末に種蒔き、今日定植、収穫は来春4月末~5月上旬。
冬を越えて育つため冬越しキャベツと呼ばれ、寒い虫の少ない時期にゆっくり育つので、無農薬栽培向きの作型、とも言えます。
が、寒さに凍えて消えてしまったり、防寒のため薄い白い布のような紙のような不織布というカバーをかけてやるのですが、気を抜くと、不織布の下で雑草がじゅうたんのように生い茂っていたり、強風で不織布が破れたり飛ばされたり、あっという間にヒヨドリの襲来にあったり・・・・栽培期間が長いだけあって、いろんなアクシデントにみまわれることがしばしば。
しかも生育がもたつくと、5月半ばにはとれ始める、2月播きの春キャベツに追い抜かれそうになったりして。。。
う~ん、この作型、作らなくってもいいのかも・・・と思ってしまうこともあったのですが、それでも4月、春の端境期の野菜の少ない時期に、にわかに丸まり始めた冬越しキャベツを見た時の喜び・安堵感を思うと、やはり植えずにはいられません。
寒さ・草・強風・ヒヨドリ対策、この冬も気を抜かずやり通さなくっては。
来春の収穫をお楽しみに。

10月27日のセット野菜

2009-10-27 22:11:06 | 今日のセット野菜
久々に、出荷作業中の野菜の写真がとれました。

秋野菜がそろっていい季節になりました。

個人的には、
●人参(旬です。ちょうどよい甘さがいい。大好き)
●ジャガイモ(しっとり系で煮込み料理においしい「とうや」)
●ブロッコリ(新鮮なものはやはりおいしいですね。子どもが茹でたものをそのまま食べてます、ブロッコリダイエット!)
●コカブ(この秋はいいコカブが出来てます)
が、特に今好きです。

稲の脱穀

2009-10-19 22:14:24 | 田んぼ
気持ちの良い秋空の下、今日の午後は稲の脱穀作業を行いました。
稲刈り直後からぐずついた天気が続き、台風ではざは全壊。一時はどうなることかと思ったけれど、台風以後の晴続きで、無事乾いた様子。

小さな田んぼです。今年も作業はあっという間に終るだろう、と予想していたのですが、開始早々ハーベスター(稲を脱穀する機械)が黒煙を吐き、急いでストップ。
今年の収穫作業ではバインダー、ハーベスター、と不具合が相次ぎ、げんなりです。機械の故障で作業が滞ることほど、すっきりしないことはありません。
が、なんとか後半からは調子を取り戻し、すべて脱穀することが出来ました。
小さな田んぼなくせにちょっと疲れてしまい、ワラや小田脚まで回収してくることは出来ませんでしたが、ひとまず米は手に入りました!これで一安心です。
ワラのベットにころがる赤ちゃん。こちらは総じてご機嫌♪で助かりました。

秋深まる

2009-10-17 20:37:16 | 畑の様子
毎週土曜日の午後は小岩で直売をやっています。
そんな訳で、午前中は収穫や調整や袋詰めでバタバタしていることが多いのですが、今日も昼過ぎには夫と長女のはなゴンが出発。
そんな午後は、私1人(+2ヶ月のハル)、彼らが帰宅する夜9時まで、自由な時間を満喫します。
といっても、やることはいくらでもあるので、私がやりたい仕事をやりたい順序でできる自由を満喫♪といった方が正しいか・・・

今日の午後はまず
①出荷作業でちらかった作業場の掃除。
②その作業場の横にブルーシートに包まれて放置されていた黒ゴマの脱穀(ほとんどこぼれ落ちてしまったようでひどい収量でした・・)
③育苗ハウスに移動し数日前に取り込んだ被覆資材の片付け
そしてここでふと「そうだ、不耕起畑へ行こう」と思い立ち、もう夏前から放置され、今や耕作放棄地となった私が一人趣味でやってる不耕起畑へ。
8月の出産前から、忙しい本職の畑作業の合間に、私の趣味畑に近寄る気にはなれず、荒れ放題になってしまい、夫には内緒ですが、私自身ちょっと気が重くなっていたのでした。
が、ここのところ秋深まり、少~し気持ちに余裕が出てきたらしく、再び着手!か?

途中先週からとれ始めたキャベツを見学。ずんずん丸まってきました。

次に最後の枝豆を取りに寄り道。
先週まで出荷していた黒豆の枝豆。若々しさ失われつつあり、日々大豆に近づいていますが、今日もおいしくたくさん食べました。

そしてやっと④不耕起畑の草刈。少し葉物とエンドウ、空豆くらいは播けるかな、と)
芋類の収穫、貯蔵作業を前に、秋深まり、ちょっと、気持ちにゆとりを感じた午後でした。(子どもと父ちゃんがいなかったせいか・・・な?)

土壁作り 竹小舞ワークショップへ行く

2009-10-13 21:54:07 | Weblog
栃木の関塚農場へ、竹小舞ワークショップへ行ってきました。
栃木の関塚さん(以下、愛称・関ちゃん)と私は、8年ほど前、町内の有機農場で同期の研修生。ずいぶん長い付き合いになります。
研修後、結婚し、栃木に移住、鶏を飼って、米と野菜を作り、と農業を営んでいた関ちゃん。
今現在は一旦野菜作りはお休みして、マイホーム作りをしています。
ちょうどこの連休に、土壁の下地となる竹小舞を編むワークショップをやるよ、とうので、いずれは自分達の手で家を作りたい!と思っている私達も、子ども連れ、若干ピクニック気分で出かけてきました。

上の写真、現在作っている研修生棟。
7月よりほぼ自分達の手で、基礎から作っているそうです。立派。すごいです。
そして今回参加させてもらった竹小舞。これがやはりまたすごいのです。
竹小舞とは、昔ながらの土壁(ワラと土を混ぜておいたものが壁になるんだって!)の下地になる竹組みのことです。去年の秋に真竹や篠竹を切り出し、割って、長さを揃えて切ってあった割り竹を、今回みんなで編む編む・・編み方などはそう難しいものではなく、やり始めると楽しい作業です。そしてとても頑丈な下地ができます。
身近にある天然のものを利用して家が出来、手間はかかるけど、お金はホントにかからないよ、と関ちゃん。
昔はみんなこうして、お金ではなく、手間と時間をかけ、大事に作り大事に使い、そしていつか壊れる時が来てもまた、自然のサイクルの中に戻っていく。そういうものを使って家作りをするのが当たり前だったんだろうなぁ、と実感するよい機会でした。
土壁自体もほとんどないけれど、竹小舞下地から行う本来の土壁というのは、もっと少ないそうです。
誰もが出来たはずの素晴らしい技術、残していきたい技術だなぁ、と思う、のは簡単ですが、じゃぁ、いざ自分達が出来るのか?と思うと・・・・・
関塚夫妻、すごいです。有意義な時間を過ごしてきました。
ありがとうございました。また行きます♪


台風のあと

2009-10-09 22:50:40 | 畑の様子
台風が関東地方を通過してきました。
久々の台風を家の中で体感しながら、私は子供服の衣替えと整理に励みました。
降り続く雨音に、ビュービューとなる風にいや~な予感はしていたけれでも、やっぱり。
まず、田んぼに干してあった稲のはざ掛け、全壊。覚悟していたので別にかまいません。夫が朝一番で直してきた模様。
ネギや(↑写真)葉物や白菜やブロッコリの葉っぱや茎、バリバリ破れてました、折れてました。でも、しばらくもたついた後、きっと復活してくるでしょう。
細々ながらとっていたミニトマトとはさよなら。もう秋だからいいのです。

里芋の葉っぱはバリバリに破れてました。ラストスパートをかけてこれからもっと芋が太る予定だったのに、、、がっかり。

という訳で、台風のわりには大した被害はなかったのかな。夏野菜がほぼ終了していたという、時期がよかったのでしょう。不幸中の幸い。

2009-10-05 21:36:42 | 畑の様子
恵みの雨!と大喜びした1週間前、それからだらだらとぐずついちゃっていますねぇ。
もう止んでくれていいんだけどなぁ・・

また明日からまとまって降る予報が出てしまったので、今日は朝から大急ぎ。
玉ねぎ苗の仮植、リーフレタスの定植、大根の間引き、そしてなんとしてもこのタイミングで入っておきたかった玉ねぎ苗の除草(↑写真)。玉ねぎはまずまずの発芽に安心していたのですが、ざっと除草しながら歩いてみると、食いちぎられている苗があちらこちらに。倒れた苗のあたりの土をほじってみると小さな虫めが・・・虫取りも一緒にやってしまいたいところでしたが昼過ぎから雨が本降りに・・・
今日は夕方まで曇りって言ってたじゃんかぁ・・と天気予報にぼやきながら、トマトハウスで終了したトマトの片付け作業に移りました。けっこうやることあります。

ところで、話は変わって8月に生まれた赤ちゃん。
無事畑でデビューを果たし、最近では畑に止められた車の中でお昼寝するのが日課となりつつあります。
飲んじゃぁ寝、飲んじゃぁ寝するので、どんどん育ち、2ヶ月を前に6キロを超えてしまいました。もう小さくは戻れないんだから、ゆっくり育ってくれたらいいのに、願っているところです。