日曜日、常総生協さんの本部にて、ベクレルモニターをお借りして食品の放射能分析をさせて頂きました。問題になっているセシウムについて、お知らせします。
【食品放射能分析結果】
●玄米 セシウム137 不検出 検出限界21.5ベクレル
セシウム134 不検出 検出限界20.1ベクレル
●米ぬか セシウム137 不検出 検出限界25.1ベクレル
セシウム134 不検出 検出限界38ベクレル
●玄麦 セシウム137 不検出 検出限界21.5ベクレル
セシウム134 不検出 検出限界20.1ベクレル
以上
一般の放射能測定を行ってくれる機関に検体を送って、結果を送ってもらって、などしていると、「1検体1万5千円!」なんてこともざらなんで、なっかなか、という感じなんですが、今回のように常総生協さんのご厚意でベクレルモニターを使わせていただけると、本当に助かります。今回はまず玄米。石岡市が発表している市内の玄米の放射線量を見ても、すべて不検出ですが、我が家の米は谷津田。豊かな山からの水が美味しい米を作る♪と喜んできたのですが、事故後は自然に寄り添うほどに汚染度が高まることもあり、少し不安もありました。米は主食、主に我が家で食べる米。毎食のようにこどももとてもよく食べます。脱穀されて積んである米袋の山を横目に見ては、どれだけセシウムが出てしまうのか、若干びくびくしていたのですが、ひとまず今回不検出、ということで、まぁゼロではないかなとも思うので大喜びとまではいきませんが、よかった、ほっ。
続いて、玄米の中でも、米ぬか部分にセシウムはたまりやすいというので、同じ田で取れた米の米ぬかのみを測定。少し検出限界値は上がりますが、こちらも不検出。
最後に小麦。こちらは3月半ばの放射性物質入りの雨を浴びてしまっているので、出ること覚悟でしたが、不検出。
数字に弱い人間なので、なんかホントにこんな数値で一喜一憂するなんてマヌケだなぁなんてちょっと思ってしまうんですが、仕方ないのでしょうか・・・
また、こうなってくると、この小麦のふすま(小麦はふすま部分にセシウムが集まっているようです。つまり玄麦で出たとしても粉にしてしまえば不検出になったりします。)だけで測定したらどうだろうか、とか、同じ小麦の中でも別の検体で測ったら、本当に出ないんだろうか、とかとか、色々興味が沸いてきます。
「放射能測定」わりと暗い、そして時には痛みを伴う事柄だったりするのですが、それはそれとして前向きにとらえながら、進んでいくしかありません。そしてその汚染という痛みは、力に変えていくことで癒していくしかないと思っています。