原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

前回の大阪WSで起こったこと。(その3)

2014-05-14 | 生と死を考える
昨年秋の大阪WSでのオットー高岡さんの体験記。
その3です。
ここで書かれているのはラストのワークのこと。

イメージの旅です。


…今でも思い出します。
あのときの空気感。
彼が立っている姿。
崇高ですらありました。
自然に涙があふれてくるような、
そんな「風景」でした。


イメージを使ったワークは
それに振り回されると危険な場合もあります。
が、意識のどこかが冷静であること(第3の目を持つ自分がいること)で
大地とつながっていられます。
これは、身体を伴ってのジャーニーであるからこそ、と言っていいでしょう。
オットーさんはその抑制もしっかりと持ちつつ
イメージの世界を持続しました。

放射能のこと。
オットーさんは「勝手に問題を解決」と書かれていますが
これこそが「祈り」であると私は思います。
実際に現場で見守っていたときも、そう感じました。
彼はあのとき、集合的無意識のような、
「個」を超えた存在になっていました。

瞑想や祈りをする方にも、ぜひ読んでいただきたいです。


***************

身体が温まったところで、最後のワークです。

呼吸を整えながら、説明を聞きました。
自分を脱ぎ捨てるワークです。
肉体を脱ぎ捨てて魂の状態になって、動きます。
いくつかのイメージの使い方が有るというお話から、少しずつ自分を脱ぎ捨てると言うことのイメージをそれぞれに固めてゆきます。
水をくぐるイメージやトンネルを通り抜けるイメージ、
服や仮面を脱ぎ捨てる動きによって身体を取り外していくイメージなどの提案があり、
水がいい人とトンネルがいい人がいたので、間をとって鍾乳洞の中の泉のイメージで行きましょうということになり、
静かな音楽と原さんのナビゲーションがはじまりました。
洞窟の中に立っているイメージから、徐々に足先を水に浸していく感覚を再現していきます。
ここからは、一人一人の世界。
イメージの旅の始まりです。

僕は、つま先に水を感じる感覚を呼び起こしました。
自分の記憶にある、水に入ったときにつま先が感じた感触をよみがえらせます。
少しずつ、深みに向かって歩きました。
この日は、自分のイメージがとても強く働くということがもうわかっていました。
水の圧力を思い出しその感覚を再現していきます。腰のあたりまで水が来たときに、とても危険なものを感じました。
このまま、頭まで水につかってしまうと、自分のイメージの強さで窒息してしまいそうな気になったのです。
身体の感覚に集中しながらも、どうしようかと考えている自分がいました。
僕は水を呼吸することにしました。かつて、SF映画でみたことがあったのです。
酸素を供給できる液体で、肺をいっぱいに満たせば、液体を呼吸することが出来るといいます。
僕はしゃがんで水に浸かりながら、水を呼吸するイメージを浮かべました。
すると、身体にも水がしみこんできて泥のような状態になって仰向きに横たわりました。
すると、前日のセッションで浮かんだ、湿地帯の泥のイメージに重なってきたのです。
身体の形が有りますが、ほぼ空っぽな状態になったので、このまま寝ていてもいいかという気分になりました。
天井を見ると洞窟の割れ目があり、空が見えていました。
そこから入ってくる光が水面ではねているのを見て、ああ、光になるんならなってもいいなと考えました。
自分の身体の形をした泥の固まりの中には光が詰まっています。
あとは、この泥の固まりを脱ぎ捨てれば、自分は光になります。
そこで、まず、左手から殻がぽろぽろとはがれ落ちて光が中から出てくるイメージを持ちました。
原さんのナビゲーションが、光になってもいいというような事を言っているのが聞こえてきて、オッケー、大丈夫と思いました。
ときどき目を閉じたり開けたりしているのでもちろん周りは見えていますが、イメージしているものを阻害することはありません。
ナビゲーションの声や音楽も聞こえているので、イメージにも影響を受けているとは思いましたが、
それも、ちょっとしたヒントになるだけで、イメージはとぎれません。

全身が光になって立ち上がったとき、
身体を脱ぎ捨てたら、どこにでも好きな場所に行けるし好きなものになれるというようなナビが聞こえてきました。
光になった僕が降り立ったのは荒れ地でした。
間違いなく津波で流され放射能で毒された地平線でした。
悔しいような気持ちが起こって、この光の身体を使って汚染された地面を浄化したいと思いました。
すると、僕は地面に根を生やして木になりました。
僕はゆっくり足の裏から毒を吸い上げ、浄化させて空気中にはき出しました。
一息ごとに自分の身体がしぼんでいくのがわかります。

そのとき、あれた地平線のいちばん遠いところに誰かがいました。
それは、昨日、緑の原の向こうに一本の木を見ていた自分でした。
昨日見ていたあの木は自分だったのかと思いながら、呼吸していくと地平線が昨日見た緑の原に変わっていきました、
同時に僕の身体はしぼんでいき、地面に寝転がりました。
光を出しながらこのまま光を使い果たしてなくなるかな、と思ったとき、
神様でも何でも自分の信じるものからエネルギーを貰ってだしなさい、という声が聞こえました。
背中から、どっと光が流れ込んできて、僕の身体を通って世界にはき出されていきます。
僕は光の通り道になりました。ああ、もうこのまま、寝ころんでいるだけでいいやと思ってしばらくじっとしていました。

ふと、僕のよこで誰かが立って動いています。自分も動きたいという気が起こって、ゆっくりと立ち上がりました。
身体が大きくなっていて、手も足も10メートルも向こうまで、もしかしたらもっと向こうまで届いている感じでした。
もうすでに大きさに縛られた身体はありませんから、いくらでも大きく空気をかき混ぜることが出来ます。
地球が見えるという声を聞いた気がします。僕は、可能な限り大きく動きました。
手も足も地球をなでるようなスケールをめざしていました。
青い小さな球体が僕の手の先で一瞬瞬きました。僕はそれを捕まえました。
手の中でそれはもう見えませんが、確かにそこにあり強烈なエネルギーをもってふくらみ始めていました。
僕はそれをふくらむに任せながら、手の届く限り空へゆっくりと持ち上げました。
それはまるく大きく拡散しながら空に上って、きっと世界を包み込んだのです。
そろそろ帰ってきましょうとナビが聞こえてきました。

最初と逆の手順をイメージして、自分の身体に帰ってください、というナビに従って、
僕は自分の抜け殻が横たわっている場所にもどり、最初寝ていた水に、光になったときと同じ形に横たわり、
崩れた身体が元の形に固まる様子をイメージしました。
ふうっとため息が出て、帰ってきました。
僕は普通の身体にもどりました。


ワークショップから、ほぼ10日を経てふりかえってみるといくつか気づくことが有ります。
最終日の最後のワークの印象がとても強いのですが、けしてそのワークだけが突出しているわけではなく、
3回のレッスンの中で感じたことがずっと続いていて一貫しているようです。
また、イメージのストーリーがとても壮大でそのうえ抽象的で、
その時は、意識が没入しているように思っていましたが、意外に自分でコントロールしているように思えます。
特に水に入る場面で、自分のイメージに振り回されないように、イメージを補正しています。
このブレーキがきいていなければ、ちょっとしたパニックを起こしていたかも知れません。

僕は今回、ワークショップの全体を通して、とても楽な気分を保ち続けていました。
頭は、ずっとぼおっとした感じで日頃の生活や日々に考えているいろんなことをしっかりと遮断しています。
この距離感がどこから始まったか、確かでは無いのですが、
始まってすぐにそういう状態になっていたと思います。
それでも、放射能の事など、ふだんよく考えていることが出てきて、
イメージの中で勝手に問題を解決しているあたりはどうも、自分の願望がもろに出ているのかもしれません。

どうにも、とりとめのないレポートになってしまった気がします。
各セッションの順番など正確におぼえていたか少し自信がありません。
最後に、原さんの的確なナビゲーションに感謝します。
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前回の大阪WSで起こったこと。(その2)

2014-05-14 | 首都圏以外でのワークショップ
先の投稿に引き続き、
2013年秋に行った大阪WSでの
オットー高岡さんの体験記です。

こちらは二日目の前半から、後半入口までのこと。

肩にチカラの入っていない、そのままの感じの文体がなんだか、いい。

***************

二日目 午前 レッスン2。
前日にしっかりゆるんでいたので、はじめのシェアを聞いているときすでに、気分は、しいんとしていました。
とても静かな感じで、からだもとても楽にしています。
少し右肩と右首に堅い感じがあって、それも、わずかに残っている感じでした。

レッスン2は、やはりストレッチが中心になります。
前日のワークの影響の出方は人それそれなので、
ひとりひとりの状態を聞くシェアが、やはり重要なんだろうと思います。
話ながら原さんが当日の2回のレッスンのメニューのイメージを固めています。
いろんな話の中で、今日は新月だから、何かが変わって新しく始まるタイミングですね。ということばが印象に残りました。
ストレッチが始まったときにはすでに手が温かかったので、ほとんど何も感じないような気分でした。
自分がほぼ、からっぽになっているのです。何かを考えると言うこともありません。

次のセッションでは、ふたり組になって、ミラーのセッションでした。
ひとりが主導して動き、もうひとりが鏡になって動きをトレースしていきます。
最初は僕が動いて、相手のこの日初めて会った男性がトレースでした。自分が後ろを向くと相手も向こうを向くことになり、
こちらが見えなくなってしまうので、そうならないようにだけ気をつけて、あとは気分にまかせて動きました。
からだがとてもスムーズに動きます。リラックスした状態のからだはとてもなめらかなのです。
交代して僕がトレースする側になりましたが、なかなか相手とシンクロしません。
いままでの経験上、呼吸が合っていると、相手の動きが少し前もってわかる感じになるのですが、
自分の感じる動きと動きの感性が違っている感じでした。ついて行くという流れでしたが、あせりや不快感は感じませんでした。
軽く笑いが出てくる気分です。

午前最後のセッションは、これもふたり組でふたりの間に、イメージ上のエネルギーの固まりを作って遊ぶというものです。
僕は、前に感じたほどではないけれど、手からエネルギーのようなものが少し出ている状態だったので、
手を近づければ、相手の手との間に、温度か圧力の様なものを感じられるはずだと思っていました。
一度、経験のあるセッションだったので自分の中に予断があったのかも知れません。
ところが、最初、うまくシンクロしませんでした。ふたりの間にあるエネルギーの形状のイメージが合わないのです。
僕はかなり弾力のある明るい黄色のイメージだったのですが、相手の人はとろとろのスライムの様なイメージでした。
手と手の向きが向かい合わず、エネルギーが固まりにならないで流されていく感じでした。
僕は、自分のイメージを受け取って貰いたい気持ちが強くなって、すこし歯がゆいというか、焦りのような感情を持ちました。
少しずつ言葉を出して、相手とのコンセンサスを図りながら、自分がイメージを誘導してしまっていたのかも知れません。
固まりを上に持ち上げて、頭上で大きくしようとし始めたあたりから、息が合ってきました。
これも、相手の方が会わせてくれた結果かも知れないと思います。
とにかくふたりがかりで、エネルギーの固まりを大きく大きくふくらませて、部屋の天井一杯に大きくなり、
上からおりてきて、ふたりでどっぷりつかるイメージにたどりつきました。

このセッションが終わったとき、別の女性の組が、向かい合って固まっていました。
何か、引き合うエネルギーが気持ちよくて、離れられない雰囲気です。
原さんが、ふたりの間に磁場があるから手を入れてみてと言いました。
僕は、最初左手を入れましたが、温度は感じるけれど強い磁場のようなものは感じなかったのですが、
右手が一瞬ピリッとした気がしたので、こっちかな、と思って右手をそおっと入れてみると、パチッと電気が走りました。
あまりにもはっきり感じたので反射的に手を引っ込めてしまいました。
前日からひきつづき、楽でぼんやりした気分で、少しおかしみというか、浮き浮きした感じで、午前のセッションを終えました。

昼食は組になった男性とコンビニまで買い物に行き、
ベランダのベンチでおにぎりを食べ、それから一人になってゆっくりたばこを吸って戻りました。

二日目 午後 レッスン3
部屋に戻ってくると、参加者のほとんどが、床に寝っ転がって、力が抜けていました。
ほとんど寝ている人もあって、僕もちょっと寝ようかな、くらいに思って寝っ転がりました。
ぼおっとして、あんまり何も考えられない状態ですが、とても楽な感じで、
軽くこみ上げてこようとする笑いみたいなものがおなかの中にありました。

音楽に合わせて歩くワークから午後のセッションが始まりました。
ビートのしっかりした音楽に合わせて自分の気分のままに部屋中を歩き回ります。
僕は、もう踊っていました。身体が自由なので、それがどんな風に見えているかはわかりませんが、とても大きく動くことが出来ます。
その大きさは、自分の実際の大きさというよりもイメージ的に2~3倍に大きくなった身体でした。
ときどき息が切れそうになるとゆっくり歩きました。
一人一人がすきかってに踊っていました。周りの様子が見えているような誰もいないような感覚でした。
午前までのセッションは他者との関係性の中で作っていくセッションでしたが、
午後からは、全体の中での個に帰って行くようでした。
次に、ぶつかり稽古のようなワーク。ランダムに歩きながら誰かと出会うと気持ちよくぶつかってみるワークです。
僕は、ふにゃふにゃになって歩きました。足付きのクラゲのような身体です。一人でも多くぶつかってやろうとそればかりを思っていました。
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前回の大阪WSで起こったこと。(その1)

2014-05-14 | 首都圏以外でのワークショップ
5/23,24と「表現と癒しの間で」vol.9を開催します。

前回は昨年の秋でした。
そのときに起きたこと。
いつも大阪WSのすてきなフライヤーを作ってくださるデザイナーで、俳優でもあるオットー高岡さんが
ご自身で体験したことを書いて下さいました。

とても丁寧に書いて下さっているので、
初めて参加する方や、これから受講してみたいという方にはぜひ読んでいただきたいです。

ご本人の許可をいただき、ここに掲載します。

その1は一日目のことです。

オットーさんの人柄がわたしは大好きなのですが
人柄そのままのあたたかい、素直な文章が気持いい。

***************

【 イメージの旅の記録 】

オットー高岡

2013年10月4日、5日の二日間、ワークショップVol.8に参加させていただきました。
僕はこのワークショップのVol.1から参加させて貰っているので、
もう8回目になります。
Vol.1に参加したとき、始めのうちは少し緊張していましたが、なれてくるに従って力が抜け、
重力に任せて立っている自分の身体の状態がどんなものかということを感じました。

2度目か3度目のとき、自分の手からなにかエネルギーのようなものが出てくる、不思議な感覚を感じて驚きました。
この感覚は、どこか抽象的でうまく説明が出来ないけど、
僕はお芝居をしていて舞台でよく言われる「おりてくる」感覚を知っていたので、
それに近いものとして納得のいく感覚でした。

科学的に言うと、なんたらフィンとかの脳内物質がでてるとか、α波がでてるとかいう状態になるのかもしれませんが、
身体がリラックスしているということと、心がイメージを持っているということ
(お芝居の役作りというのは心が確固としたイメージを持つことに近いと僕は思っています)によって、
得られる感覚ではないかと考えています。
そのような体験を通して、普通に思っている以上に身体と心には密接な関係があるという意識と、
身体がリラックスしている状態とはどんな感じのものなのかということを知ることが出来たと思っています。

このワークショップには、無理をしないこと。自分の身体の声を聞こうとすること。
ストレッチであれなんであれ、やりたくないときはやらなくていいこと。
また、欠伸でも涎でも出てくるものを無理にとめないこと。
などの基本ルールがあり、僕には、このルールがリラックスできる安心感を与えてくれます。
参加者はだいたい10人から20人までですが、ワークショップの各セッションは、その日の参加者によって、毎回、違った空気感をもちます。
今まで参加した8回が8回ともずいぶん違った印象になりました。

さて、今回のVol.8で、僕が感じたことを順を追ってレポートしたいと思います。
最初のレッスンは4日、金曜日の夜です。参加者はお仕事帰りの人が多いので、ゆっくりと身体をリラックスさせるストレッチがメインです。
僕は、始まる前に会場の設営などの作業があり、始まるときにはすでに一汗かいてからだの暖まった状態でした。
いままでに何度も受けているセッションなので、気分はとても落ち着いていました。
ただ、前日にあまり寝ていなかったので、今日のセッションで寝てしまうかもしれないと思いながら、
原さんのナビゲーションを聞きながら寝るのも、気持ちいいかもと思っていました。

最初に、大まかに3回のワークショップのメニューの雰囲気を話されたとき、比較的、
内省的な雰囲気のセッションになりそうな感じがしました。
僕はちかごろ、激しく動くと息が切れやすいので、今回はあまり激しくならない感じがしたので、これも安心材料でした。
気軽な雑談風のおしゃべりで、参加者それぞれの今の状態を話してシェアしながら、
ゆっくりとストレッチに入っていきます。
呼吸を整えながらゆっくりとストレッチをしますが、僕はいつもゆっくり過ぎて追いつかないところがあるのですが、
まあいいや、という気分でした。もともと、途中で寝てもいいくらいでしたから、気がらくなんです。
丁寧に足の指をほぐしていると、手のひらがとてもしっとりとつやつやしてきて手が温かいのを感じました。
欠伸が山ほど出ましたが、あまり気にならず、身体がゆるんでいきました。
静がな音楽を聴きながら、原さんのナビを聞いていました。
全身の力を抜いて仰向けに寝たとき、自分の好きな場所に寝ころんでいるイメージを持つようにというナビが聞こえました。

いつもなら、僕は海辺の砂浜に寝ころんでいるイメージが好きなのですが、
今回は、自分が湿地帯の泥になったイメージが自然と浮かんできました。
いつもと違ったのは、自分がそこに寝ているのではなく、自分は泥になっていて身体がなくなっている感じでした。
実際に自分の目に見えているのは、会場の天井のはずですが、湿地帯に生えている樹木を通して空が見えていた気がします。
そこから、ゆっくりたちあがっていきます。すとん、という感じでたっていました。
このときに、風景をイメージするようにという声をきいて、
みえてきたのは地平線まで続く緑の原といちばん遠くにある1本の木の風景でした。
少し寂しくて、大きいのか小さいのかよくわからない木でした。

この回、最後のセッションは「ふれるワーク」でした。
相手の男性はよく知っている人だったので、あまり気を使わないで自分の気分のままにふれてやろうと思いました。
すでに、気分がとても楽で、ハグしてもなにしても平気な感じ。
自分の手が、とても温かくなっているのをわかっていたので、これでふれたら、気持ちいいはずだという確信があり、
いっぱい暖めてやろうとおもいました。
相手を癒そうとか思わずただ寄り添うようにいわれましたが、
自分の暖めてやろうという気分を変えることは出来ませんでした。
交代して、自分がふれられる側になっても、思いっきりゆだねることが相手にとっていい気がして、
イメージはほとんどネコになっていました。
全体にとても楽な気持ちで日頃の自分や現実的な悩みから遠く離れてしまった気分で、
初日のセッションをおえました。

会場近くのお店で乾杯して軽めの打ち上げのあと、帰りに、前からときどき好きで食
べていた駅前のきつねうどんが食べたくなって、電車を1本遅らせてあったまって帰りました。


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山が笑うように身体も笑う~5/17のダンスセラピーWS(東京)

2014-05-14 | ダンスセラピークラス/スケジュール

5月。
新緑が美しいですね。
冬の間にじっと蓄えたエネルギーが
暖かくなり、一気に動き出す。
春はエネルギーの萌え出ずる季節ですね。

都会で暮らしていると
身体も自然の一部であるということを忘れてしまいますが
私たちもまたまぎれもなくこの春の中にいます。

エネルギーは循環することが自然です。
どこかに固着したり、停滞したりするときに
不調という形で現われることも少なくありません。

自分自身をジャッジしないで
子供のようにシンプルにただただ動いてみる。
動いているうちに、気分が変わってきます。
軽くなったり、
楽になったり、
楽しくなったり。

流れを信頼して、そこに預けてみることで
固着していたことも「流れ」ていきます。

感覚を取り戻し、
本来ののびのびとした姿を取り戻すのです。

そのとき、身体は笑います。
泣くことでさえ、手放せて嬉しいという感情の表れだったりします。

ひとつでも、手放せることがあれば
また新しい時間が始まります。

山が笑うこの季節。
身体も笑うような時間になれば、と思っています。


※内容は当日のグループの状態により変更することがあります


ここで行っているダンスセラピーでは
・身体感覚からの動き
・イメージの動き
・即興で踊る
・舞踏の手法を援用して踊る
などの技法を使用しています。
 
参加の方の状態に即した方法を提示して行っています。

アタマで考えたものではない動き、感情に支配されない身体のあり方を体験してみて下さい。

※初めての方にも安心して体験していただけます。
※ダンスやBW、演劇など、身体技法を学んでいる方にもおすすめです。
※呼吸法、からだほぐし、今回のテーマに即したウォームアップとムーブメントを予定しています。


★準備いただくもの:動きやすい服装(靴は不要/更衣室あり)

★場所・時間:5/17(土) 14:00-17:00

 当日のご連絡は090-9302-2046にお願い致します。


青山道場
  地下鉄銀座線「外苑前」駅下車。246を渋谷方向に歩き、ベルコモンズを右折。
  インテリアショップの先の眼鏡屋の角を右折。50Mほど歩くと左側に原宿教会、隣に
  黄色い壁がまぶしいブラジル大使館。その真ん前、福沢ビルB1。駅より徒歩5分
  

★参加費:
 一般 5.000円  学生 3.000円
(お支払いは当日/学生証をご持参下さい)


コピー&貼り付け=======

ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)

お名前:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 harakyon☆m02.itscom.netまでどうぞ。(☆→@に変えて下さいませ)

内容についてのお問合せや、現在治療中の方のお問合せもお気軽にどうぞ。

初めての方はこちらをごらん下さい。
<ダンスセラピーを通じて伝えたいこと>
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/79a4ed7bd2cb7dd3982c8a19cfe71797


★大阪WS「表現と癒しの間で」vol.9 5/23,24 開催します

大正まろんプロデュース春と秋、恒例のWSです。
毎回とてもさまざまな反応があり、新鮮です。
大阪。やっぱり面白い。
7月からは関西基礎トレーニングコースも行いますので、基礎トレ受講希望の方も
ぜひ、この機会にいらしてくださいませ!
まだ予約可能です。
詳細は以下で。
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/cat_50023799.html


★おまけのあとがき

3/21~5/11の毎週末と祝日に行ってきた
市原アートミックス参加作品の「あんなに愛しあったのに~小湊鐵道篇」、
事故もなく無事終了致しました。
なかなかハードな日々でしたが、動いている列車の中で演じたり踊ったり、
地元の方との出会いも楽しくエキサイティングでした。
あらためて、「表現」のもつチカラについて思うことが多かったなあ…
そして「死生観」もまた変化しているのを感じます。

見に来て下さった皆様、ありがとうございます。


大正まろんさんの感想記事
http://blog.livedoor.jp/ogurikazue/archives/52035141.html
原、関連記事
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/dfa27806dcd56195d9ebb2b9d85a1c6d

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指輪ホテル公演無事終了しました

2014-05-14 | 徒然なるままに
いちはらアートミックス参加作品、
指輪ホテル「あんなに愛しあったのに~小湊鐵道篇」
3/21~5/11までの毎土日祝日に上演。
おかげさまで大きな事故もなく
無事に20回公演を終了致しました。
おかげさまで、中盤からは満員御礼。

関係者のみなさま
見に来て下さったみなさま
本当にありがとうございました。
そして土地の神様と精霊に
改めて感謝。

今回の最年少出演者、9歳のまおちゃん。

ちょっとシャイで、
稽古場ではほとんど口をきかなかったけれど。

本番近くの電車稽古あたりからかな。
徐々に様子が変わってきて
本番に入ったらすっかりリラックスして
楽しめるようになってきました。

ある日列車に乗るときに私のことを見て
「なんかホグワーツの先生みたい」といいます。

その日から、本番開始の駅に着くまでの45分くらいの間
「授業」が始まりました。

最初の授業は「電車になる」ことからでした。

歌と踊りもやりました。

後半、お天気が持つかどうか怪しいなあ、
というときには
お祈りの仕方を教えて
ふたりでずっとお祈りしました。
そして、それは本当に通じました。

人前に出て謳ったり踊ったりしても
恥ずかしくない魔法もかけました。

昨日の閉会式では
作ったばかりの自己紹介ダンスを
ステージの上で披露しました。
ビックリした…!

ここ2ヶ月ほどの間で
本当にのびのびと明るく元気になって
いつもきらっきらの笑顔。
お客様からは「本当に小学生?」とも思われたみたいです。

最終日の夜、いちはらアートミックスの閉会式の時。
まおちゃんに
ホグワーツ魔法学校いちはら指輪ホテル分校(非公認)
魔女養成コース(小魔女クラス)の修了証と
お守りのローズクオーツとペガサスを贈りました。

それまで元気だったのに
急にうつむいてぼろぼろ涙をこぼしました。

そしてしばらく泣いていました。

みんなにも寄せ書きをしてもらい渡しました。

わたしが帰る時、
顔を上げて
「もしまた会う機会があるとしたら、
もっと成長したところを見せるから!」と
きりっとした口調で言いました。

きっとすてきなオトナになるね、
まおちゃん。

どんなことがあっても
いつも歌と踊りを忘れないで。
楽しむ心を忘れないで。

ありがとう、まおちゃん。

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5月13日(火)のつぶやき

2014-05-14 | Twitter

メンバーのブログ「軌匡堂」更新しました (う)

今月11日まで、市原市では「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」が開催されていました。

数々の作品のひとつに「指輪ホテル … fb.me/6MVaJ4l2l

原キョウコさんがリツイート | RT

なつみ~~!!! RT@nice_nature: 指輪ホテル最終列車 @養老渓谷駅 pic.twitter.com/lk7NOKB3zv

原キョウコさんがリツイート | RT

指輪ホテル「あんなに愛しあったのに~中房総小湊鐵道篇」@里見駅 bit.ly/1lbNm8v

原キョウコさんがリツイート | RT

【緊急】木簡の眠る平城宮跡の見渡す限りの緑の野原 pic.twitter.com/E7YLVPaQlx 国交省はここを、20日からセメントを使って舗装工事をします。自然破壊&遺跡破壊。ネットでの反対署名はこちら→ change.org/ja/%E3%82%AD%E…

原キョウコさんがリツイート | RT

A4の紙一枚でCDジャケを作る方法があまりにも素晴らしいのでTwitterでもシェアします。 pic.twitter.com/8A0ac0Zv0m

原キョウコさんがリツイート | RT

ユビワのラストシーンが・・!! RT@chibanippo 市原市で52日間続いた「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」が閉幕。本日1面と9面で最後の週末の様子を伝えています。 pic.twitter.com/slqg3QnXmW

原キョウコさんがリツイート | RT

[TOPICS] 『エイリアン』クリエイターのギーガー死去 74歳 bit.ly/1uYhxbk

原キョウコさんがリツイート | RT

そんな予定はなかったのだが、
本番終了したら風邪…


人が住めない所でお米を作っている。富岡町。通勤して作るのだそうです。おかしいとは感じない農家の人たち、すべてがおかしい。minpo.jp/news/detail/20…

原キョウコさんがリツイート | RT

安倍政権は「福島県から放射能をぬぐい去るために汚染水を止めて原発事故を収束させる」のではなく、汚染水も放射性物質も大量に垂れ流しながら「福島県民から放射能の不安をぬぐい去るためのリスク教育」を進めるそうです。

原キョウコさんがリツイート | RT

@matsukichi22 ありがとうございます。思った以上にホッとしたのかもしれません。


これ、梅田なんだな…コルセット好きとしては見たい。/国内初、“下着とからだの関係”をひも解く「からだ美」展 fashion-press.net/news/10978 @fashionpressnetさんから


おいしんぼに絡む暇があるなら政府は先にこっちを何とかすべき@usio_fujita: 福島県郡山市にて。2年以上放置された放射能ゴミが入ったコンクリート筒。遮蔽のため上に乗せられた土嚢を突き破り草が。いつまでこのままなのだろう。草の… pic.twitter.com/AFQKZauQXi

原キョウコさんがリツイート | RT

21世紀初頭の東方に「鼻血がタブー」という不思議な民族が出現した。「鼻血が出た」というとリンチにあいそうになったり、研究者が大学から勧告を受けたりしたという。古今東西いろんなタブーがあるけれど、「鼻血」がタブーとなった民族は非常に珍しい。(100年後の歴史学者による)

原キョウコさんがリツイート | RT

【美味しんぼが正しい!】
■CBSニュース
■放射線病は出血を制御するフォームの血小板を枯渇されるため問題が発生
★安倍政権下では報道されない海外の真実の報道をご覧下さい cbsnews.com/pictures/radia… pic.twitter.com/MxqxMuCxSc

原キョウコさんがリツイート | RT

NHKスペシャル『日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第2回 巨大組織“陸軍”暴走のメカニズム』bit.ly/1qpgTDZ の終盤で紹介されたアンケート結果。NHKには全社員を対象に同じアンケートを実施してもらいたい。 pic.twitter.com/lN3veiiJi9

原キョウコさんがリツイート | RT

父の訃報に咽び泣くエイリアン氏 pic.twitter.com/ea3QAgRbGk

原キョウコさんがリツイート | RT

「死のなかでわたしは生まれる」---ホピ

原キョウコさんがリツイート | RT

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