『比較福祉社会学の展開』2024年12月新発売!!2022年『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンCブログ!!
2月のスウェーデン。
今年9月は、ここ数年恒例となっていたスウェーデンでのフィールドワークができなかった。ここ数年恒例といっても、ブッチャケ2007年と2006年の2年間だけの話だが。。。
2009年2月に1年ぶりにスウェーデンに上陸する。昨日から計画を立て始めたのだが、これが一筋縄ではいかない。まだ訪問したことのないコミューンの高齢者ケア課、社会庁のA氏、L氏、スウェーデン・コミューン・ランスティング連合会のN氏など、これからアポ取りをしなければならない。もちろん快適なホテル探しも重要な課題だ。
インターネット時代なので、かなり多くの情報が、日本に居ながら取得できるようになったが、公開された情報の意味なり、公開された情報の由来なり、データの調査方法なりは、現地に行って、当事者にインタビューしなければ分からない。
授業でもよく言うのだが、やはり現地に行ってナンボの世界なのだ。先行研究で書かれていることが果たして本当に正しいのかどうか、これはインターネットでは確認できない。
スウェーデンで、生の声を聞いて初めて先行研究の例外事例に遭遇することも多い。これも発見である。
SAS(スカンジナビアエアライン)は機体の軽量化をずっと図ってきており、機内の天井から下方向に伸びており、かつ横同士のつなぎの部分に使われている素材は、<プラスティック>だ。
機体が少し揺れると、そのプラスティックが、キュッキュ、チュッキュときしむ。
この音で、私の心臓は、ジングルベルだ。鈴が鳴る!
心臓には申し訳ないが、ひどく怖い思いをしても、現地フィールドワークを敢行するのだ。
これこそ、私が私に下したミッションなのであーる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )