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大学教授キョトンCブログ!!
下村容疑者の<保護責任者>遺棄致死。
深刻な児童虐待事件、保護責任者遺棄致死事件が後を絶たない。
大阪で先日発覚した下村容疑者(23歳)の育児放棄も深刻なケース。
3歳の長女、1歳の長男を自宅に残したまま、外出。
密室に幼いわが子を残せば、命が絶することは自明だ。
確信犯である。
生活のために幼子を夜間保育所に預け、風俗店で働く女性は決して少なくない。
今回の下村容疑者の場合は、風俗店で働くことと同時にホストクラブに通い始めている。
当然生活費は不足するし、ホストにちやほやされている方が楽しいだろうから、
育児への情熱が冷めてしまう。
離婚前のブログでは、子育ての楽しさを綴っていたようだ。
環境が人の考え方を変えてしまうことがないわけではないが、どれだけ環境が激変しても、我が子の命を奪う権利はない。
同じマンションの住民から通報を受け、こどもセンターも動いてはいたが、相手が<無登録住民>であり、動きが制限されたようだ。
しかし、通報により、幼子の鳴き声が尋常ではないことが分かっていたわけで、
世帯構成が、3世代であろうが、核家族であろうが、シングルマザーであろうが、
もう少し、積極的に動いた方が望ましかったと言える。
育児に積極的だった頃に下村容疑者が撮影したであろう、二人の赤ちゃんの笑顔の写真が、痛ましい。。。
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