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ヨーテボリのミシュラン。

スウェーデン10日目。

いよいよ残すところ、3日となった。

昨日のヨーテボリは、2月末とは思えない暖かさ。太陽も元気に顔をのぞかせた。

午後のインタビュー調査の準備を少ししてから、港に行く。

ジェロの演歌に出てきそうな<厳冬の雪・港町ヨーテボリ>の風景を撮る予定であったが、

4月、5月並みの陽気。

マフラーも手袋も不要である。

雪とは無縁の世界がそこには、広がっていた。

 

ひょんなことから、私が5年前から続けている研究テーマ<スウェーデンの高齢者ケアの質に関する情報公開>と同じ研究をなさっている教授を、ヨーテボリ大学で見つけることができた。

レーナ・リンドグレン先生である。

大学教授には、2つのタイプがある。お高くとまっている冷たい感じの教授と庶民的で愛想の良い暖かい教授である。

レーナ先生は、もちろん後者であった。

よく笑い、研究の肝の話になれば、ノンストップで語り始める先生で、実に魅力的である。

私の研究テーマと同じスタイルの研究者がスウェーデンにはまだ最低4人はいらっしゃるそうなので、今後のスウェーデン出張の中で、インタビュー調査をしていきたいと思う。

ところで、3年前に、高田馬場の居酒屋で、北欧研究者7、8名で2次会をした。

その中に、日本語の達者なスウェーデン人が一人。

初めて会う方なので、当然名刺交換をする。ヨーテボリ大学の大学院博士課程で日本の伝統文化を研究なさっているT氏である。

お酒をよく飲むし明るいし<ノリがすこぶる良い>。

名刺を大切に保管しておいた。

でも、整理整頓がうまくできないので、T氏の名刺を探し出すのが大変だった。自宅、研究室、アパート?

2月20日に日本を出発する前、何とか名刺を発見することができた。データベース化しておけば、いつでも取り出せるのであろうが、それは面倒なのでR。

T氏にヨーテボリで会って飲み会をしようとメールする。お忙しい方なのだが、昨日の午後なら空いているとのこと。レーナ・リンドグレン先生も昨日の午後ならインタビュー調査に応じていただけるとのこと。

<ビンゴ!>でR.

こんなラッキーなことがあるのだろうか。

せっかくだからと、通訳もお願いした。立派な通訳者である。

せっかくだからと、一緒にミシュランの付いたレストランへ。

TVAKABTENというレストラン。

最初、入り口近くの席で、ビールだけ飲み、そこそこ時間が経過したところで奥のテーブルに案内される。

私は<アヒル>を注文する。アヒル口でアピールするためではない!

初めてのチャレンジだったが、美味だった。

ソースも美味しい。当然ビールも美味しい。

話していると共通点が色々と見つかる。

私は、13年前に<中部日本スウェーデン協会>に入ったが、T氏もこの協会のことをよく知っていた。中部地方のG大学に何度も留学していることも分かった。

世界は狭い。

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         昨日のアルコール

         ビール 中ジョッキ換算で 3杯

    今朝の血圧・脈拍

         右・・・128-81-72

         左・・・137-85-74 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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