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大学教授キョトンCブログ!!
悪い癖。。。
何か大きなことに挑戦しているときに限り、<他のことが無性にやりたくなってくる>。
小生の多くの欠点のうちの大きな欠点である。
<よせばいいのに>
どこからか、ドスの効いた声が聞こえて来そうどす。
今、本創りの本仕込みの真っ最中。
時間が絶対的に不足する中、絶対やってはいけない<ブログのデザイン替え>を決行してしまった。
自分であのシンプルなデザインに飽きてしまったのだ。
随分前からマンネリを感じていたので、昨年12月ぐらいにやっておけばよかったのだが、ずっとその気持ちがくすぶっていて、昨日爆発した。
春に向かうということで、<桜餅色>を意識したデザインにレイアウトしてみた。
その桜餅色の春らしいブログの形になっている状態のものもあれば(現在打ち込んでいるこのESPRIMOはその春らしいルンルンした模様になっている)、
スマホに入れてある小生のブログは何とも味気ないレイアウトになっている。カレンダーが大きく広がり、アップしている記事は、はるかかなたの下にある。
桜餅色は全く感じられない。
実は、昨日の夕方の段階で、ESPRIMOも、スマホ同様、味気ない不完全ブログであった。
今、入りなおしたら、味気ない不完全ブログに逆戻り・・・。
何でも動けば良いというものではない、ことが身に染みた。
ああ、残念無念。
しかも、元に戻す方法も分からないので、さらに窮地に追い込まれた。
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昨日のアルコール
ヤケ酒ならぬヤケビール
今朝の血圧・脈拍
右・・・141-88-91
左・・・149-91-84
Carema の あれま?(その1)
去年の10月からこの事件は、新聞に大きく報道されていたらしい。
別に私は、スキャンダルを追うパパラッチではないので、その手のニュースをチェックしてはいなかった。
10月と言えば、生まれて初めての<ノルウェー上陸>を夢見て、研究出張計画を立てていたころである。
また、世界で最も進んでいる<高齢者ケアの情報公開>について、私なりに突っ込んで調べていた頃である。
2月20日にスウェーデンに乗り込んで、翌日、初めてこのCarema スキャンダルを耳にした。
中身が分からない段階ではあるが、ショックを受けた。
1997年10月に発生したポールヘムスゴーデンで発生したISScare スキャンダル。そしてその2年後に施行された サーラ法。
この法律の実効性に関しては、様々な見解があるが、一定程度の<高齢者虐待の抑止力>になると思っていたので、自分の見立ての甘さを実感したと同時に、スウェーデンの民間委託が抱える問題の深刻さを痛感した。
幾つかのスキャンダルが報道されたが、最もショックを受けたのは、介護の付いた特別住宅に入居している高齢者のおむつを<吸収量がマックスになるまで取り替えないように会社が指示していた>ことである。
これは、コストをカットして、利潤を上げるためのカレマの戦略である。いくら利潤追求と言っても、あり得ない話だ。
使用後のおむつの重量を測定していたという。何グラムになるまで、取り替えなくて済むのかを測定していたということでもある。
こうした行為には、<入居している高齢者の人権尊重の意識のかけらもない>。
その行為を知った入居者は、そしてその家族はどう思うのだろうと、考えないのだろうか。
Carema の責任者達(おそらく各施設長ではなく、コミューンごとのあるいはエリアごとの統括責任者達だろう)だけに、コストカットに成功すれば、ボーナスを与えるというインセンティヴが与えられていたので、さらに、人権無視の動きが加速されたと考えられる。
おむつの性能に関しては、メーカーに聞けば済むことだし、その情報が信用できないのであれば、責任者達が、1日休みを取って、おむつをつけて<実験>してみればよい。
今からでもいいから、頭を丸めて、1日横たわり、排尿排便してどこまで耐えられるか、そして重さを量り、マスコミに情報提供すればよい。
高齢者ケアの業界に入る民間会社の動機が、利潤ならば、撤退した方が良い。どう考えても、<儲かる分野>ではないからだ。
儲け第一主義に走れば、新聞のニュースとして取り上げられることになる。
民間企業が、社会貢献の一つとして高齢者ケアの分野に入るぐらいの姿勢でないと、第二の
Carema事件が発生するであろう。
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昨日のアルコール
500cc の発泡酒 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・152-97-82
左・・・156-95-86
(あれま?)