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綾小路きみまろ

昨日はテレビで、久しぶりに綾小路きみまろ(本名:假屋美尋)を見た。

ダウンタウンとの居酒屋トーク。

店は、坂上忍の行きつけのところらしい。

 

綾小路きみまろといえば、中高年がターゲット。

小生もそのターゲットの仲間入りをしているから、一度ライブに行ってみたいと思う。

チケット取れないだろうか。

うちの監督は、お笑芸人全般が嫌いだけれども、綾小路きみまろだけは、例外的に嫌いではな

い。

 

20代、30代に一緒に苦労した仲間が、漫才ブームでどんどん売れていく中、ピン芸人の

きみまろは取り残されていった。

確かに、漫才だけがブームであった。

 

潜伏期間30年。

52歳でよく、ブレイクしたものだ。

観光バスのバスガイドさんに、きみまろの職人芸を録音したテープをプレゼントした。

このプレゼント大作戦が功を奏した。

 

ブレイクする前に、森進一の司会を10年。

自分から、やめることをお願いしたそうだ。

 

次は、小林幸子。

4年我慢して司会をしたらしい。

きみまろははっきり言わないが、あの今、再ブレイクしつつある小林が相当しんどい相手だ

ったらしい。

小林も、子供のころから天才歌手と言われてきたが、ブレイクすることなく、それこそ潜伏期

間の長かった歌手だが。

見た目ほどさっぱりしていないようだ。

人は見かけによらないしね。

 

ダウンタウンは最近漫才をやっていないが、やっていたころは、台本もなく、アドリブでやっ

ていたという。

驚いた。

 

おそらく、台本がなくても、幾つかのネタのパッケージがあって、それを、その場で組み合わ

せていくという漫才なのであろう。

 

松本リードに、浜田が合わせていくとしても、<不定型な漫才が商品となる>のはすごいと思う。

 

きみまろは、70分の完全台本型パフォーマンス。

中高年の本質を突く独舌であるが、言葉の下品さはない。

だから不快感を客に与えることはない。

 

ダウンタウンは高齢者には全く受けない。

ほんとんど苦労を知らず、4年ほどの鳴かず飛ばずを経て、第一線で30年のエリートコース。

客と喧嘩をしたこともあったという。

 

全く性質の異なるお笑い芸人のトークがとても面白かった。

 

これは視聴率の取れる企画だと思った。

お酒を飲みながらということで、本音を語りやすい環境設定ができている。

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