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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
来年度の授業。
どの大学も、2021年度は、<対面授業>をメインとしながらも
<遠隔授業>も取り入れる形になりそうだ。
現在の後期授業では、2つ対面授業を行っている(大学院も対面
なので合計3つ)。対面授業を行いつつ、対面できない学生にライブ
で見せるというようなハイブリッドな授業形態は取らなかった。
何故なら、対面授業に全員が参加してくれたからだ。
私は経験がないが、この<ハイブリッド型>は設定がたいそう
難しいらしい。
私が対面授業を始めた数回は、マルチメディア専門の職員さんが
サポートの有無を確かめに
教室に来てくれていた。めちゃくちゃサービスの良い大学だ。
リクエストしていないのに、
<気遣い>があるのだ。
来年度は、ハイブリッドを採用する大学は少ないのではないか。
本学では採用しないと聞いている。
私の来年度の授業は、コロナの影響を受けて、2限というプライム
タイムから外された。
1限か5限かメニューを示され5限目を選んだ。5限目の対面授業でR
受講生は結果的に減るだろう。
また、配当された教室のキャパの半分の履修制限をかけるという。
今年の半分ぐらいかあるいは3分の1ぐらいか。
まあ、これまで2004年あたりから2018年あたりまで、
大規模授業で大変な思いをしてきたので、今後は、中規模・
小規模授業で頑張っていくことにしたい。
さて、来年度の各大学の混在型教育はどうなるのだろう。
ひとりの受講生の立場で考えると、
<遠隔授業に参加>したあと<対面授業>をすることが
可能なのだろうか。
その逆の場合もあるが、如何にして可能となるのか。
[
<遠隔授業に参加>は、自宅が基本であろう。そして、
電車・バスに乗って移動し、キャンパスで授業。
1日2コマぐらいしか受講できなくなる?
<遠隔授業をキャンパスで受講することは出来ない>
教室は、どの学部も<必修><履修必修>を中心に、パンパンで
空いている教室はないだろう。
この調子だと、やる気・学ぶ気が旺盛で授業をしっかり
受講したい学生が、そのチャンスを失う可能性が
ある。
名案がない中、この問題をどう解決するのだろう。