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テレビ大分報道部から

スウェーデンの選挙制度、投票率の高さについて電話かメールで取材したいとのこと。

 

7月10日の参議院選挙を前にして、北欧の制度を紹介することを通じて日本の問題点をえぐるという

企画のようである。

 

スウェーデンの現状では、このブログでも取り上げてきたが、<スウェーデン民主党>という極右政党が

成長し続けていることやSDG’sの潮流の中で何故か<環境党の支持率が落ちてきていること>や外国人の

投票権が制限されていることなど 、色々と問題点がある。

 

特に外国人について国政選挙の選挙権も被選挙権もないスウェーデンの状況は、改善の見込みがないのだ

ろうか。

スウェーデンに投票率は頗る高いが、そもそも16%から18%存在する外国人を分母から外して計算し

ているのだろうか。

 

と、問題提起したいことは多い。

 

がしかし、全て<なんちゃって評論家>の域は越えない。

 

だから、スウェーデンの政治、主権者教育、選挙に詳しい<まじ研究者>を紹介しようと思う。

 

昨年度この<まじ研究者>に会いに京都まで行ってきた。

 

研究室を訪問した後、その先生の行きつけの蕎麦屋さんに連れて行ってもらったのだが、私のトランクを

引いてくれるなど肥満化した弱者に優しい。

 

そもそもスウェーデンの選挙制度の優れた点を紹介して日本の問題点を指摘するのが企画意図だろうか

ら、私のスウェーデンの問題性を指摘するのは<マッチングしない>のでR

 

スウェーデンの選挙は、国政選挙も地方議会選挙も全て<比例代表制>であり、

立候補者の名簿も女性、男性の順番のヘビロテである。

各政党が選挙小屋を広場に作り有権者が話したいことをいいに行くというアットホームな仕掛けが興味深

い。

 

私のような外国人が小屋に行っても私の質問に丁寧に答えてくれる。

<社会民主労働党>の小屋に行ったが、その時の状況をよく覚えている。

そうそう、選挙カーが<がなりまくる>こともないので、静かな環境である。

 

 

 

 

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