甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

芭蕉さん、平泉に立つ!

2022年04月06日 20時58分11秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 前回、芭蕉さんは石巻から登米市あたりまで行きました。それから一日歩いて、やっと一関市、ここまで来れば、平泉はわりと近いんです。新幹線だって一関で下りなきゃいけないくらいに、すぐそこに平泉があります。 バスまたは東北本線で行けばいいんですけど、すぐそこにあるから、少し気持ちがゆるんでしまいます。どこがポイントかというと、中尊寺と毛越寺でしょうけど、それだけではなくて、なんにもない田んぼのあたりをフ . . . 本文を読む

石巻をひとっとび

2022年03月29日 21時34分31秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 瑞巌寺の後は、次はどこへ行くんですか? 少し難しいですね。仙台から海沿いの街道があるから、それは普通に歩けます。そこから内陸に行くにはどうしたらいいのか、と思ったら、北上川がどれくらいの流れかわからないんですが、もし緩やかなら川舟で上っていくルートもありなんですけど、流れは急なんでしょうか。 岩手の一関とその北上川の河口の町の石巻には一関街道というのがあったそうです。知りませんでした。古い町並み . . . 本文を読む

瑞巌寺を訪ねる!

2022年03月27日 16時33分33秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 気まぐれにやってる「おくのほそ道」シリーズ、早くとりあえず平泉に行きたいんです。 でも、平泉に行くと、何だかわからなくなります。一関の町だって二泊しているのに全くスルーだし、まあ芭蕉さんに取り上げてもらうには何か物語が必要だったのだと思われますが、雨が降ってたり、ただ宿泊するだけだったりしたから、もうここは省略でいいや、物語を作るのはやめにしようって、省かれてしまったんですね。 残念だけど、今さ . . . 本文を読む

松島のつづき! 久しぶりですね!

2022年03月07日 21時00分35秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 もう半年ぶり、それ以上かもしれません。すぐに時間は過ぎてしまうし、芭蕉さんとの距離は一日ボンヤリしていると遠くなってしまいます。 芭蕉さんの松島のつづきを見てみます。 雄島(おしま)が磯(いそ)は地つづきて、海に出(い)でたる島なり。雲居禅師(うんごぜんじ)の別室の跡・坐禅石(ざぜんせき)などあり。 雄島が磯は、陸から地続きになって海に突き出ている島となっています。雲居禅師の別室の跡や座禅石など . . . 本文を読む

猛暑の「取り合わせ」 暑いなんて言いません!

2021年08月28日 14時16分07秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 山形の酒田市の友だちは、今雨が降っているということでした。金沢も雨だとか。うちは三重県の中南部なので、ものすごい暑さになっています。お昼ですけど、暑いです。だったら、エアコンの部屋に行けばいいわけですが、めんどくさいからそのまま二階でパソコン開いています。暑いです。 そういえば、こんなに暑いのに、セミたちは全くいないようです。何だかただ暑いだけで、少し損した気分です。セミたちがいた頃は、「うるさ . . . 本文を読む

とうとう松島についた!(陽暦6/25)

2021年08月19日 21時33分00秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 芭蕉さんの旅の目的地の一つ、とうとう松島につきました。本文を読ませてもらって、ああ、こんないいところがあるのかと思ったんですけど、この年になっても、松島の良さって、味わったことないですね。 うちの奥さんというフィルターを通して松島を見るということが多くて、私だけで、ただ純粋に松島に行きたいということがなかった、ということもありますか。 彼女は、松島からクルマだったら2時間くらいのところに生まれ育 . . . 本文を読む

塩釜神社の芭蕉さん

2021年08月12日 05時52分32秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 一度か二度、そこを通ったり、ほんの少し観光したので、私は松島を知った気分になっています。塩釜神社は行きたいと思いつつ、たぶん行ってないと思うんです。後から奥さんに「行ったでしょ」と言われたら、怖いけど、たぶん行ってないです。 テレビで見ていたら、港近くにあって、本殿には長い階段を上らねばならないような感じです。横からスコッと入る方法もあるみたいだったけど、行ってないからわからないのだと思います。 . . . 本文を読む

末の松山、波越さじだったかな?

2021年07月11日 16時19分44秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 ★ 末の松山 というところに行きましょう。仙台から石巻まで、海沿いに仙石線の線路があったのは知ってたんだけど、そして、東北本線も松島くらいまでは並んで走っていて、さすが仙台は大都市だから、いくつかのルートが多少重なってもいいから、同じようにあるのだなと思っていましたけど、そのどこかにそういう場所があるようです。そうだったんですね! 初めて松島に行ったのは1984年で、確か雨でした。どしゃ降りでし . . . 本文を読む

つぼのいしぶみ、朝のうちの小雨

2021年07月08日 20時20分40秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 今日は7月の8日です。昨日は七夕だったんですね。もうとっくの昔に芭蕉さんたちは先へ進んでいます。まあ、遅れてもいいから、芭蕉さんたちを追いかけます。 せめて8月いっぱいかけて、新潟までには行きたいんです。新潟はあんなに細長くて、距離もあるのに、芭蕉さんは一回で通り越してしまうから、秋には富山に行けるかな。がんばりましょう。 というんで、「壺のいしぶみ」ですね。そういうのが今も残っているとかいう話 . . . 本文を読む

何を語ればいいんだろう 芭蕉さんの取り合わせ その1

2021年06月29日 21時27分18秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 わかりすぎてるところから始めたいと思います。取り合わせを芭蕉さんに学ぼうと、句集を広げてみました。もう夏だから、夏のイメージに合う作品で、取り合わせを学べるものはないでしょうか? まずは、あの有名な作品から始めてみましょう。1 静かさや岩にしみ入る (          ) なんという静けさなんだろう。○○の音が岩にしみこんでいくようだ。科学的に言うと、そんなことは起きていないのだろうけれど、そ . . . 本文を読む

仙台を抜けて

2021年06月27日 17時28分28秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 芭蕉さんたちは5月の4日から7日まで仙台に滞在したそうです。今の暦でいうと、6月の20日から4日間ということになりますか。 ああ、とうとう芭蕉さんにまた追い抜かれてしまった。秋田県の象潟に行ったら、ネムの花が咲いてたということだから、1ヶ月は遅いはずだから、急いだら間に合うかもしれないし、今年こそ、平泉や最上川を越えて、象潟まで行きたいけど、また追い抜かれて追いつけなくなるパターンのような気がし . . . 本文を読む

夏の月とだえがちなる夢と風

2021年06月12日 17時26分06秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 芭蕉さんの取り合わせを研究しようと、角川文庫の全句集を取り出しました。 とりあえず、夏から入って見ようと少しだけ読んでみました。「おくのほそ道」の句のいくつかが、私に呼びかけてくれました。 ああ、私はこういう世界を忘れていたんだ。つい、めんどくさくって、日々の生活に追われていて、振り返ることができないでいた、愉快な世界がありました。 「おくのほそ道」も早く読まなきゃいけない! あとしばらくしたら . . . 本文を読む

宮城野、先日の地震から大丈夫だったかな?

2021年04月01日 20時41分18秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 仙台って、そんなに何度も訪れたことはありません。でも、友人の結婚式、親戚の結婚式、親戚の新居、何かとつながりはありました。 二年前だったか、仙台の親戚の家に行き、そこから東北道のインターに入る時、カーナビが教えてくれているのに入るところを外してしまって、右往左往したことがありました。 仙台のインターは、入るのがとても難しかった。平面なら分かりやすいのか、そこらへんは分からないけど、起伏のある街を . . . 本文を読む

武隈の松は何代目?

2021年03月15日 21時35分51秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
★ 武隈の松、画像をお借りしてきました。このあたりを何度か通っていますが、行かせてもらったことがないです。今年の夏、世の中はよそからの客を受け入れられるようになっているのか、ものすごく不安です。 岩沼に宿る。 武隈の松にこそめ覚(さ)むる心地(ここち)はすれ。根は土際(つちぎわ)より二木(ふたき)にわかれて、昔の姿うしなはずとしらる。 岩沼に宿をとった。 武隈の松には全く目が覚めるような気分になり . . . 本文を読む

笠嶋はいづこさ

2021年02月23日 09時13分43秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
 芭蕉さんと笠島に行きますかね。さて、笠島って、どこにあるんだろう。東北本線で走ってても、なじみのない駅名がいっぱいありましたけどね。東北本線沿いだろうか。 鐙摺(あぶみずり)・白石(しろいし)の城(じょう)を過ぎ、笠嶋(かさじま)の郡(こおり)に入れば、藤中将実方(とうのちゅうじょうさねかた)の塚はいづくのほどならんと、人にとへば、 「これより遥(はるか)右に見ゆる山際の里をみのわ・笠嶋といひ、 . . . 本文を読む