いつまで続くか分からないけど、とにかく3匹におしゃべりしてもらう企画を考えました。
名付けて「TUK TUK 鼎談」、少しわざとらしくて、ポシャるかもしれないけど、真面目にしゃべってもらおうと思うんです。
T:最近、新しい道ができたみたいで、どれだけすごいのか、チラッと見てきたんですけど、何だか余計な工事というのか、何だか納得いきませんでした。ボクは思うんですよ。人間たちがあれこれとあってもなくてもいいような新しい道路をつくるけれど、その時に、ボクみたいな、穴ぐら大好きな生き物のためのトンネルをボコボコ開けてくれたら、ボクたちはそちらを通るから、危ない道路を横断しなくてもいいのになと思うんですよ。どうなのかな。
U:そういうのが日本の各地にできたら、私たちウサギも、どれだけそちらで生活できるか、みんなでそういうところ取り合うでしょうね。でも、いろんな生き物が人間たちの作ったもので生活するって、今もそれなりにあることはありますね。
なんなら、タヌキ用のトンネル、ウサギ用のトンネル、ヘビたちの通路、いろんな生き物に配慮した抜け道を作ってくれたら、私たちは事故も遭わなくて済むんですけど。
でも、シカさんたちやイノシシさんたちのトンネルとなると難しいから、やはり道路ができたら、大きな生き物たちはおっかなびっくりで道路を横断するしかないのかな。
K:人間と共存するのはムズカシイね。人間たちはどんどん生き物の世界に割り込んでくるし、ゴミは散らかすし、海は汚すし、困りましたね。ここはやはり、時間の神様にお願いして、どんどん時間を過ぎさせるしかないのかな。
ずっと冬になったり、海が大荒れしたり、雨が降らなくなったり、ものすごく暑くなったり、地球の力というのを少し荒っぽく見せてもらうしかないかな。カメはそうした時間をやり過ごすことができるんですけどね。
T:そんな荒っぽいことはしなくてもいいと思います。人間の世界もそんなに長くはないと思うんですよ。タヌキが地球からいなくなるよりも、人間たちの方が早くこの地球からいなくなるような気がするんだ。
人間たちとできたら共存したいけれど、なかなかそうなれないから、したたかにボクたちは生きていきたいと思っています。たくさん事故に遭うものたちもいるけど、ボクたちはしぶとく生き残っていきたいな。何でも食べますよ。サバイバルですから。
U:そんなに長い時間というのを考えてるんですね。すごいな。タヌキさんたちがそんな視点を持っているなんて、少し認識不足でした。見直しました。
私たちは、対決というよりも、とにかく隠れて、私たちの生活圏を守ることに一生懸命でした。タヌキさんたちみたいな、対決の姿勢って、持ってませんでした。そういう生き方もしてみたいんですけど、なかなか私たちは臆病で、心が弱くって!
K:対決のタヌキさん、隠れるウサギさん、我関せずの私たちカメ、いろんなスタンスがあるんだね。
もう少し、生き物たちと人間っていうの考えていきたいですけど、また、お願いします。
とら:時々オラも参加させてくれ。よろしくお願いするよ。みんなのキャラが決まったら、また教えてくれ!
宇宙人:変な世界が始まったけど、うまく収まるのかどうか、それはワカラン。まあ、時々しゃべったらいいのデハナイカー。