昨年末からLINEメモに五七五を書き込むことにしました。とにかく数だけ、思いつきだけを書いていますので、ろくなものはありません。それでも、つまらない私の、私の味なのだと思っています。
12/23 ススキの穂ついばむスズメ小雪降る
ススキにつかまってグラグラ揺さぶられながら、何かを食べようとしているスズメを見つけました。駅のホームから見ていました。すぐに電車は来ましたけど、スズメの一生懸命さを感じました。
12/27 人身事故ニュースなんかよりその人が心配
これも駅で待っていて、人身事故により電車の遅れをおわび申し上げます、というアナウンスを聞きました。焦っている人は怒るだろうけど、そんなみんなの怒りよりも、その人の無事を祈りたい気持ちでした。どうなったんだろう。
12/31 大晦日工場街の落ち銀杏
どこにでも平等に時間は過ぎていきますけど、そんなことと関係なく動いているような工場街、それくらい無機的な空間に、イチョウの木があり、あまり見向きもされなくてそのままだから、銀杏なども落ちるに任せ、カラカラに干からびていたというのを句にしました。でも、情趣がないですね。ザンネン!
12/31 運河には渡り鳥たち渡し船
何となくスケッチ五七五という気がしてきました。題材をとにかく書き込むという作業をしているみたいです。もっと熟考が必要です。でも、面倒でしていない感じです。
年が明けて、
1/4 冬の駅朝日とトリとレール音
ここから、北陸の旅に向かいました。もう一ヶ月以上前のことでした。芭蕉さんみたいにちゃんと五七五を書けたらいいのに、スケッチしかできていません。スケッチを頑張ります!