甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

不確かな感触、家族のバランス

2023年10月01日 06時10分34秒 | 草にうずもれて

 今朝は野菜スープを作る夢を見ました。めったにないことで、残ってるキャベツを全部入れる。キャベツの芯は放り込んでダシを取ってみる。ある程度出たら、外に出す。他には、ベーコン、ウインナー、ニンジン、ジャガイモ、小さく刻んでキノコ、それらを煮込んで、あくを取り、さて味付けは?

 味噌を入れたいけど、違うものになってしまう。そういえば、みそ汁は長い間食べてなかった……。味噌はやめて、コンソメと塩にしよう。いや、カレー風味にした方がいいけど、でも、そんなのやり方がわからない。とにかく、野菜スープを作ろう。朝から作ってみよう。なんて思って目が覚めました。

 五時くらいに一度目が覚めてたから、浅い眠りで、気になってることを勝手に想像したんでしょう。私が料理を作るなんて、不思議なことです。たぶん、とんでもないものになるでしょう。自分でいうのもなんですが、センスはないのかもしれない。ムチャクチャ辛いとか、ついついごま油を足してみたり、余計なことをしてしまう。


 気づいたら、シトシトと水滴の落ちる音がしました。

 十六夜は期待できないなと空を見上げるのは諦めました。午前中は雨になる、ということでしたので。でも、真夜中(一時か二時か?)に目が覚めたら、ちゃんと月は高いところに出ていました。雲も見えたけれど、ちゃんと月は下界を見下ろしてくれていた。

 でも、私が寝入っている間に雨は降ったみたいで、地面は濡れていました。今は降っていませんけれど。耳を澄ますと、水滴の音、雨のしずくのようなものは、もう落ちてこないようです。

 エアコンの室外機も唸っていなかった。お隣りは締め切ってエアコンする、というのが徹底されていて、そのお隣りでさえエアコンはつけてなかった。

 セミもいない。トリも来てくれない。カラスだって、朝なのに騒いでいない。日によってはものすごく忙しい時もあるようなのに。今朝はシーンとしています。雨も気配だけで、たくさん降るのではないようです。秋雨なんでしょうか。

 窓を開けたら、少しだけ風が吹きこんできます。いい感じです。

 朝の空気に洗われるなんて、気持ちが新たになるようです。まあ、気持ちが新たになろうとも、体は古びたままで、左肩は痛いし、お腹はポンポコポンだし、朝からお腹空いたよ! みたいな、快活な感じはないです。とはいえ、体が重いというわけでもないんですけど。


 昨日、ヒメダカの子ども二匹を大人たちのいる水槽にデビューさせました。うちのヒメダカはたったの一匹になった時がありました。ああ、とうとう冬越ししたメヒダカも全滅してしまうのか、と思っていたら、最後の一匹の抱えていた卵から十匹くらいに復活しました。このまま冬に向かって行きますが、どんなになってくれるのか、そこから増えたとしても、血が濃いから一族が絶えてしまうのではないかという心配がありますが、とにかくしっかり生きてくれているのを確認した。

 クロメダカたちは、たくさんいるのに、そこから何匹か子どもたちは見つけられたのに、大きくなったのは数匹です。小さい子どもたちが大きくなったら、子供用水槽は空っぽにしなきゃいけない。ヒメダカ一つ、クロメダカ一つ、あわせて二つの鉢になって冬を越すんだろうな。みんなで春を迎えたいですね。


 ジャスミンを地植えして、プラ鉢のビワを陶器鉢に植え替えしました。ジャスミンは大きなカンナ、アジサイ、ブルーベリーに囲まれて小さくなっていて、伸ばした枝もやせ細っていました。根も元気はなさそうでした。ビワは、これまた根が小さくて、とても大きくなれそうな気配はありませんでした。これらもどうなるかわかりません。私のしたことですから、木々たちには迷惑なことかもしれない。

 浅はかで、思慮深くない、その場だけの、あっちやり、こっちやりの移動だけになるのかもしれません。でも、見守りたいです。ジャスミンはうちの奥さんが植えたものですが、忘れ去られていました。だから、私が変なことをした。ビワは、家の敷地内に植えてはいけないと母は言いますが、おいしかったビワの大きな種を庭に置いてみたら、そのまま伸びてきたものたちなので、いつかこれらが枯れてしまうまで育てていきたいです。

 人の手が入らないと、ビワは巨木化するので、三メートルくらいに仕立てて、たくさん枝を伸ばしたビワの木のあるおうちというイメージはあるんですが、それはいつのことなのか。

 野菜スープといい、ビワ屋敷といい、変てこなイメージを追いかけて暮らしています。この変なイメージを、「バカね!」とか、「大阪のお母さんは卒倒するよ」とか、コメントしてくれる妻が今はいません。そうしたらすぐに、つまらない言い訳をするのに、誰も聞いてくれなくて、仕方なしにブログに書きました。

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