今日、うちの奥様はクリスマスケーキを作ってくれます。ありがたく夜にはいただくでしょう。
当たり前だと思ってるけど、それは当たり前ではなかったですね。すべて奥さまのおかげだし、今も大変な人たちはたくさんいます。たまたま食べられる幸せをもっと感謝しなくてはいけないです。
彼女の家ではアイスデコレーションケーキと普通のケーキを二日続けて食べてたということですけど、うちの家でも父がアイスクリームでできたケーキを買ってきてくれたことがありました(一回か二回か?)。あれは、あの時だけでした。そういうのが普及してたんだろうか。
花の形をしたクリームの塊が、スプーンですくうとカチンコチンで、あらまあ、アイスでできてる、と感心したことがありました。そんなに何度も買ってもらったことはないので、私たち兄弟が小さくて、ケーキを連日食べるぜいたくをさせてもらったのも、一回か二回くらいでした。
アイスのケーキは、アイスを食べてるには違いないので、ケーキといえばスポンジがなくてはならない、そういう頭になっているので、アイスのケーキは不評だったのかもしれない。また、アイスのケーキなんて、そんなのぜいたくだから、普通のケーキだけにしようとした、のかもしれません。
奥さんちのケーキ話は、あれこれ細かく聞いてないけど、ケーキにまつわる思い出って、そんなにないんじゃないかな。あるのかな……。
それよりも、誰と食べて、どんな状況だったのか、そっちが大事じゃなかったかな。ひとりで食べるケーキなんて、味気ないかもな。そんなの食べたくないかも!
金沢の友人は、今も「青春ドラマ」を生きている、とたまにそんなことをメールで書いてくれるけれど、本当なんだろうか。
彼は少しだけ妄想の癖があって(?)、ドラマの主人公になって、好きだと思った女の子に、「好きだ」と言わずに花束やケーキをプレゼントすることがあったけれど、そういうのをやり取りするまでの関係づくりをすっ飛ばして、突然のプレゼント作戦をしてしまうから、相手の人が困惑するんだよ、とアドバイスしたことあったかなあ。しても聞き入れなかったかな。思い出せないけど、何十年もそんな「ドラマ」をやってるのかなあ。
彼は心臓に爆弾を抱えているのに、それでもやっぱりいつもの「ドラマ」をやってるのかもしれないです。
私は、クリスマスのケーキの思い出も特になくて、淡々とおいしくいただいています。それもこれもすべて奥さまのおかげです。
彼女に何もしてあげてないですよ。今だって、彼女は「一緒に朝の散歩に行く?」って誘ってくれたのに、そんなの知らん顔でパソコンに没頭していました。
そのくせに、パソコンを開いたら、奥様をネタに書いてるなんて、本末転倒です。話にならない。ウソっぱちだ。「ブログの中だけで私のことを思ってるように書いてる!」と、言われてしまいそうです。
もっとお仕事みたいなこと、してみます。久しぶりに庭仕事するとか、電車の写真を撮るとか、年賀状書くとか、郵便物を出すとか、段ボールを片づけるとか、そんなことあれこれ。
年末でしたね。穏やかな晴れです。外は寒いだろうけど、太陽は出ているし、一人で散歩に行こうと思います。(奥様、散歩に行かなくてゴメンナサイ。ネットも仕事のうちかな? 違うね、ただの遊びでした。午後にはお買い物に行くかな?)