古本屋さんとか、古書市とかに行って、ずっと探していた干刈あがたさんの「ゆっくり東京女子マラソン」は、ふと自宅の日本文学コーナーを見ていて、ハ行のところにちゃんと収めてありました。ああ、なんということだ。
買ったのは2013年で、神戸の元町の古書クラブというところだったそうです。それを自分では忘れていたようです。まあ、これから重なったとしても、自分が古本屋さんを開いたときに、売ればいいのだから、別にいいのだけれど、それでも買ったことを憶えていないなんて、何だか怖いですね。
まあ、仕方ないのかなあ。気にしないでおきますか。
お話は、第2回東京女子マラソンの時みたいだから、1980年が舞台となるようです。優勝するのはジョイス・スミスという選手だそうで、全く記憶がありません。このころは、大学生だったし、テレビはほとんど見ない生活だったから、知らなくて当たり前かな。
その大会の日本人トップは佐々木七恵さんという、岩手の女性だったそうです。彼女は、少し憶えていますが、どんな選手であり、どんな大会で頑張ったのか、それは記憶がありません。
日本の女子で、マラソンで頑張ったといえば、1992年の有森裕子さんのバルセロナかなあ。それで日本の女子もやるなあと感心し、それからは怒濤の勢いで女子選手が世界の大会で活躍するようになりました。80年代はまだそれらしい選手はいなかった(のかもしれません)。いたのかなあ?
お話は、小学校の学級懇談会で、3年生の終わりに、4人の委員さんが引退し、4年生はクラス替えがないので、新しい委員さんを4人選出しようということになり、新しい4人のお母さんが選ばれます。
この4人それぞれが主人公で、次から次とこの4人に家庭内外のトラブルが押し寄せて、それぞれが自分のスタイルでやりぬいていく。そのラストのところで、マラソン大会が中継されて、それぞれが走る女の人たちに自分を重ねて応援していく。
学級委員なので、もちろん学校の問題も出てきて、持ち上がった女性の先生が2学期の始まる頃に産休に入ってしまうのです。代わりに担任に入った人は、男の先生でベテランではあるのだけれど、学校のきまりごとを守らず、自分のスタイルで授業はするのだけれど、何となくやる気がなくて、体力も衰えている。体育やら、その他やれない授業はほかの人にやってもらって、どうにかしている。
さあ、4人の委員さんはどうなる? 一部のお母さんたちは、校長先生の所へ駆け込みに行こうとしたり、みんなで神社に集まって話し合いをしたり、とても一生懸命だし、民主的でもあるのです。こんな真っ正直なお母さんたちがいたのだなと、少し胸が痛くなる感じで、さあこれからどうなるの?
というところで、今はストップしています。短い小説なのに、寝転がって本を開くと寝てしまうので、今日も今からチャレンジしてみますが、読み切れないかもしれません。
また、明日報告できたらいいなあ。女の人たちが集まろうが、子どもに一生懸命であろうとも、私は一歩下がって読んでいます。渦中の人ではありません。ずるいですね。もっと真剣に話の輪の中に入らなきゃいけないのに、この物語の男どもと一緒で、何だか奥さん任せで、いけないです。
買ったのは2013年で、神戸の元町の古書クラブというところだったそうです。それを自分では忘れていたようです。まあ、これから重なったとしても、自分が古本屋さんを開いたときに、売ればいいのだから、別にいいのだけれど、それでも買ったことを憶えていないなんて、何だか怖いですね。
まあ、仕方ないのかなあ。気にしないでおきますか。
お話は、第2回東京女子マラソンの時みたいだから、1980年が舞台となるようです。優勝するのはジョイス・スミスという選手だそうで、全く記憶がありません。このころは、大学生だったし、テレビはほとんど見ない生活だったから、知らなくて当たり前かな。
その大会の日本人トップは佐々木七恵さんという、岩手の女性だったそうです。彼女は、少し憶えていますが、どんな選手であり、どんな大会で頑張ったのか、それは記憶がありません。
日本の女子で、マラソンで頑張ったといえば、1992年の有森裕子さんのバルセロナかなあ。それで日本の女子もやるなあと感心し、それからは怒濤の勢いで女子選手が世界の大会で活躍するようになりました。80年代はまだそれらしい選手はいなかった(のかもしれません)。いたのかなあ?
お話は、小学校の学級懇談会で、3年生の終わりに、4人の委員さんが引退し、4年生はクラス替えがないので、新しい委員さんを4人選出しようということになり、新しい4人のお母さんが選ばれます。
この4人それぞれが主人公で、次から次とこの4人に家庭内外のトラブルが押し寄せて、それぞれが自分のスタイルでやりぬいていく。そのラストのところで、マラソン大会が中継されて、それぞれが走る女の人たちに自分を重ねて応援していく。
学級委員なので、もちろん学校の問題も出てきて、持ち上がった女性の先生が2学期の始まる頃に産休に入ってしまうのです。代わりに担任に入った人は、男の先生でベテランではあるのだけれど、学校のきまりごとを守らず、自分のスタイルで授業はするのだけれど、何となくやる気がなくて、体力も衰えている。体育やら、その他やれない授業はほかの人にやってもらって、どうにかしている。
さあ、4人の委員さんはどうなる? 一部のお母さんたちは、校長先生の所へ駆け込みに行こうとしたり、みんなで神社に集まって話し合いをしたり、とても一生懸命だし、民主的でもあるのです。こんな真っ正直なお母さんたちがいたのだなと、少し胸が痛くなる感じで、さあこれからどうなるの?
というところで、今はストップしています。短い小説なのに、寝転がって本を開くと寝てしまうので、今日も今からチャレンジしてみますが、読み切れないかもしれません。
また、明日報告できたらいいなあ。女の人たちが集まろうが、子どもに一生懸命であろうとも、私は一歩下がって読んでいます。渦中の人ではありません。ずるいですね。もっと真剣に話の輪の中に入らなきゃいけないのに、この物語の男どもと一緒で、何だか奥さん任せで、いけないです。