甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

出かけよう、コロナ越えて、愛と夢のあるところ……

2022年12月24日 08時12分31秒 | 今日は怪獣日和!

 駅に着きました。少しだけ高台にあるプラットホームです。南西の方角から電車はやって来ます。そして北へと向かって行く。

 私は、南側に向かっています。そっちの方に家があります。まだまだ遠いところにあります。ヨタヨタ歩いてきたから、もう何十分過ごしたことでしょう。クルマだったら家についてるかもしれない(ということはないですね、夕方でした)。

 電車の来る気配はありません。次の電車は何時なんだろう。そういう掲示板もなかったから、まあ、たぶん、そのうち来るのだろうと思っていました。あまりに時間が遅すぎて、調べていた電車はとっくの昔に出ていました。

 夕暮れていきます。雨は降ってはいません。雪は降りそうだけれど、この時はまだでした。でも、日中は降ってたりしたし、太陽光線も差しているのに、雪も待っていたりしました。お天気雨ならぬお天気雪もありました。

 雲は東へ流されていきます。

 「あれ、さっき撮った雲は、何かの形に似ている。」どんどん流される雲は、まるで何かのように静かに移動していきます。

 「まるで、かいじゅうみたいだな」とひとりで思い、写真に撮ってみました。



 火を吐くかいじゅうに見えないこともないです。それに、昔こういうシーンを見た記憶もありました。でも、あれはもっと明るかったけれど、こんな夕方に暴れていたら、私たちはどこへ避難したらいいんだろう。もっと遠くに逃げる方法は? 電車もつぶされちゃいますね。

 「怪獣のバラード」という短い合唱曲がありました。私は、割と好きでした。その歌の後半部分、「海が見たい、人を愛したい、かいじゅうにも、心があるのさ」というところも、今さらながら好きです。

 怪獣でなくても、海を見たり、人に触れ合ったりしたら、何となく救われる部分がありますね。いや、そういうのがなければ、逆に生きていけない気もする。



 かいじゅうは、だんだん姿を変えて、東へ去っていきました。私は、近くの駅から雪まみれになって帰らなくてはならなかった。

 それは大変だったけれど、お風呂から上がったら、すぐに寝てしまうくらい疲れたけれど、でも、今思うと、楽しかったし、「出かけよう」という気持ちはあります。

 それなのに、今日は、今もすごい風で、各地では冬の嵐が吹き荒れています。仕方がないから、タイヤ交換してもらいに行きましょう。そしたら、クルマで出かけられるかなあ。どうかなあ。私はグータラですから、安心できないです。気を許すとグダグダになってしまう。



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