甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

Paris→LA→Jakarta→AddisAbaba

2018年09月12日 22時08分50秒 | 私たちの社会・世界

 昔、1988年のオリンピックを名古屋が開催しようと試みたことがありました。でも、残念ながらソウルに持っていかれました。

 2008年にオリンピックを大阪で、というふうにチャレンジしたこともありました。でも、残念ながら北京に持っていかれた。アジアにやってくる巡り合わせの時、経済発展が著しい韓国、中国に持っていかれました。

 そしてふたたびアジアにオリンピックがやって来て、2020年に東京でオリンピックが開かれる。その後は2024年にパリ、2028年にロスアンジェルス、2032年はジャカルタ、2036年は中国による経済支援によってアフリカ大陸初のオリンピックをエチオピアで開催する。2040年はふたたびヨーロッパで、今度こそようやく落ち着いた東欧のどこか、そして、次は大国インド、いや、トルコも、という形でオリンピックは続いていくんでしょうね。

 私はどれだけ追いかけていけるかな。もうほとんど無関心でやっているので、東京、パリ、ロスなどもどうでもよくなっているでしょう。

 世の中がどんなに騒いでも、私には何の得にもならないし、ちっとも元気もへったくれもないわけですから。

 でも、インドネシアがやる、というのなら、マレーシア、タイ、シンガポールは黙っていないでしょう。対抗するか、共同開催を持ちかけるか、あれやこれやと作戦を考えるでしょう。

 そのころには、テレビの価値も下がっているから、放映権料なんてどうでもよくなっているかもしれない。それよりも、スマホでどれだけ有料で見てもらうかとか、新しい商売も生まれてくるでしょう。

 まあ、私には関係のないことです。スポーツビジネス、それはもう何十年でも続いていくと思われますが、そんなことより、個々がどれだけ運動できるか、そこにトップアスリートがどれだけ還元できるか、それも大事になってくるでしょう。

 トップの人たちはどんどん研ぎ澄まされていく。そうなればなるほど、孤独にストイックに自分を見つめねばならない。そうなると、まわりがどんどん見られなくなる。それは当然のことなのです。

 でも、そうなればなるほど、その研ぎ澄まされたものをみんなに分け与えないことには、トップの人たちも営業できなくなる、というのか、人々に何らかの形で働きかけないことにはやっていけなくなるでしょう。

 トップアスリートは、孤独になるものなのだけど、大衆におもねる部分を持ちつつ、世の中と関係を持たなくてはならないと思われます。



 大国は、オリンピックをもう必要としていない。それよりも、国内にいる人々の生活や老後や、経済を守ることにキューキューになっている。となると、国家に守られるアスリートもいるだろうけど、基本は独自で営業もできるアスリートとしての生き方も必要になると思われます。

 かくして今までオリンピックなんて、とてもとてもと言ってた新興国が開催できるめぐりあわせが来て、アジア、アフリカ、南米というふうに回っていくのでしょう。もう、どこでやってもあまり変わり映えしない、いつもの大会があることでしょう。

 その中で、やっとスポーツ大国として足場を築きつつあった日本は、そこそこの成績が出せるようになって、それなりに国民は満足していくでしょう。相変わらず球技や体格差がある競技はダメだろうけど、個人競技で個々に技を磨いた人たちが、立派な成績をとっていくんでしょう。

 こういうふうにオリンピックは進んでいくのかな。

 全く興味のないことだけど、未来像が見えてきたので、書いておきました。

 政治はどうなっているんだろう。

 これも、夜のニュースを見ていて、気づいたことがありました。



 アベさん、プーチンさん、シュウチーピンさん、みんな長期政権の上に乗っかる人たちで、ウラジオストックに集結したそうです。アベさんは、二人に建設的な北朝鮮をめぐる提案をしたことになっていますが、二人とも全く話を聞いていないようでした。

 みんなよその国の首脳と向き合ったということになっていますが、心はここにあらずで、お互いを理解し合うことに興味はないようでした。

 アベさんは、外交が得意で、世界に発信する自分をアピールしたつもりです。プーチンさんに向き合うと、変な約束をさせられるから、とりあえず外と交渉しているというアリバイ作りだけ。すべては米国の指示通りにしか動けないのです。

 国内では絶大な権力を持ち、あったことをないことにしてしまえる、すごい人なのに、世界では誰にも相手にしてもらえない。本人もそれを承知で、外国まわりが得意であるという実績づくりをしている。何も変わらないけど、とりあえず外遊だけはする。どんなに成果はなくとも、その間だけは国会に出なくていいし、国会でつまらない議論をしているより、自分だけをアピールできるから、外遊は「やめられまへんな」と思っておられることでしょう。



 プーチンさんは、これまた絶大な権力と、圧倒的な支持を得ている。これもどこかのAと一緒で、対抗馬がいないのだから、仕方なく圧倒的に支持されている。国民はシラーとしているし、彼がくしゃみをすれば、東欧も中東も極東も、みんなブルブルです。

 国民は、どうしようもなくて、プーチンさんの独走を許してしまっている。本人は、誰にも権力を譲る気はなくて、あと十数年はトップに立つつもりでしょう。そのうちに国内で不満分子が爆発したら、その時こそ、彼の引退時ですけど、不満分子をことごとくつぶしているから、まだまだ彼はやるでしょう。

 シュウチーピンさんも、絶大な権力を握っています。部下(手足)は交換はできるけど、頭(トップ・脳みそ)は変えられない。このまま革命的発展をめざすのだ。腐敗防止は私しかできない、とかなんとか言いつつ、親族一同で権力を分配していることでしょう。いつか世代交代の時までは、元気なうちはずっとこのままでしょう。

 オリンピックは衰退していくのに(先進国の間では)、政治は絶対的な権力者が自国の利益を優先して、保護主義的で独善的な政策を推し進める。

 自然災害がなければ、何気なくどんどんそのまま時間は過ぎていくでしょうけど、日本は今後も災害は受け続けることでしょう。

 世界中で、独裁的な長期政権が続いている。それに比べて欧州は、わりとコロコロ変わっていると思われますが、これはやはり中東からの荒波が日々押し寄せているので、価値観がグラグラしているんでしょうね。

 アジアやアメリカは、のん気に自分たちのことだけを考えているうちに、国民が政治をおろそかにしている間に、絶大な権力者を作ってしまいました。もう一度人々は、考え直して、絶大な権力者を引きずり下ろす努力も必要だ、と私は思いますが、それは簡単なことではないですね。

 ロシア、中国、北朝鮮、日本その他、アジアはみんな長期政権を存続させている。

 どれもこれもリセットして、新しい世界が生まれないかな……。まあ、無理ですね。このままずっと同じように続いていくのでしょう。オリンピックも、長期政権も。

 だから、私みたいに、政治もオリンピックも、どっちもどうでもいいや、とか思ってしまうんだろうな。



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