今日も、帰りが遅くなりました。帰るときに電話はしたので、帰宅したら焼き上がったギヨーザか用意されていて、すぐビールといきたかったけれど、ビールの冷えたのがなかったので、赤ワインをソーダでわって飲みました。ああ、お水みたいにクビクビ飲んでしまったけれど、まあ、今はお腹が張るくらいで、そんなに酔っていないです。たぶん、ソーダが多かったんでしょう。……ゲプッ?
家に帰る途中で、バイクのけたたましい音が聞こえてきました。あれは、移動用のバイクではなくて、近辺をデモンストレーションで走るバイクの音でした。それで、
「あれ、この音、どこかで聞いたことがあるなあ」と、20秒ほど考えました。そして、気づきました。
……ブ、ホホホホホホーン!
暴力的な音のするバイクは、あのウルトラマンの、バルタン星人の声なのだと気づきました。そういうふうに彼らに説明しても、バルタン星人そのものを知らない今の若者たちに、私は壁を感じてしまいます。まあ、バルタン星人の声みたいだ、というのはほめ言葉ではないですね。むしろバカにされたと思って、怒り出すかもしれない。
バカにしようと思ったわけではなくて、いいたとえだなと自分の思いつきに「いいね」なので、若い人は何とも思わないし、機嫌が悪くなるだけです。だから、私は、絶対に「バルタン星人に似ている」なんて言わない。ただ思っておくだけです。
ザンネンだなあ。私のつまらない思いつきを介して交流したいけれど、できないですね。
ついこの間、クルマの窓からミカンの花の匂いがしていました。それで、私は「昔の人の袖の香ぞする」と、古今集的な気分になったものです。それから、ほんの2週間たらずというのに、ミカンの花の匂いはもうしなくなりました。たぶん、お花も散ったというのか、小さくなったというのか、とにかくあんなにクッキリ咲いてたミカンの花が、まるで磯にあるカメノテ・フジツボみたいに、小さくハッキリと花を付け、においを発していた花たちは、もう見られなくなりました。
かわりに、この暑くなりたての今ごろのはやりのニオイは、牛舎・豚舎からやってくるニオイだと猛烈に気づきました。
今まで全く気づかなかったのに、突然の過剰なニオイです。朝はそれほど感じません。ところが夜から夕方にかけて、ものすごくにおうのです。
ひよっとしてわざと撹拌(かくはん)させようと、グルグルかきまわしているのかと、疑ったりしてみますが、まさかそんな危険なことはしないでしょう。でも、朝よりも夕方・夜の方がスゴイ。
それだけ作業していて、その最後のツメのところで、ガバッとかき集めたか、それをどこかに持っていくのかするのかもしれない。だから、すごいんでしょう。
でも、それも微妙に違うのかもしれないと、これまたニオイでふと考えました。発酵したニオイは暴力的だけど、時々、「あれ、これは草のにおいも含まれているなあ」と思ったら、なんだか草原を牛やブタたちがノソノソ歩いている姿さえ見えたような気がしたのです。
実際にそんなことをしているところではないので、たまたま新鮮なニオイだったのかもしれません。でも、草原の香りがした。そうしたら、いっぺんにイヤだったものが、どれクサイけれど、もう少し分析してみようなどと思ってしまうのだから、私の変なところです。
それで、あらためて、自分はスカトロおやじ(昔はスカトロ青年)だったんだと、思い出して、自分ではおかしくなりました。いやあ、とんでもなく下品な話で申し訳ありませんでした。
私は、実物はイヤだけど、においであれこれ考えるのは、変人だから好きなのかもしれません。本当に申し訳ありません。もう、忘れてください。無視してください。失礼しました。
家に帰る途中で、バイクのけたたましい音が聞こえてきました。あれは、移動用のバイクではなくて、近辺をデモンストレーションで走るバイクの音でした。それで、
「あれ、この音、どこかで聞いたことがあるなあ」と、20秒ほど考えました。そして、気づきました。
……ブ、ホホホホホホーン!
暴力的な音のするバイクは、あのウルトラマンの、バルタン星人の声なのだと気づきました。そういうふうに彼らに説明しても、バルタン星人そのものを知らない今の若者たちに、私は壁を感じてしまいます。まあ、バルタン星人の声みたいだ、というのはほめ言葉ではないですね。むしろバカにされたと思って、怒り出すかもしれない。
バカにしようと思ったわけではなくて、いいたとえだなと自分の思いつきに「いいね」なので、若い人は何とも思わないし、機嫌が悪くなるだけです。だから、私は、絶対に「バルタン星人に似ている」なんて言わない。ただ思っておくだけです。
ザンネンだなあ。私のつまらない思いつきを介して交流したいけれど、できないですね。
ついこの間、クルマの窓からミカンの花の匂いがしていました。それで、私は「昔の人の袖の香ぞする」と、古今集的な気分になったものです。それから、ほんの2週間たらずというのに、ミカンの花の匂いはもうしなくなりました。たぶん、お花も散ったというのか、小さくなったというのか、とにかくあんなにクッキリ咲いてたミカンの花が、まるで磯にあるカメノテ・フジツボみたいに、小さくハッキリと花を付け、においを発していた花たちは、もう見られなくなりました。
かわりに、この暑くなりたての今ごろのはやりのニオイは、牛舎・豚舎からやってくるニオイだと猛烈に気づきました。
今まで全く気づかなかったのに、突然の過剰なニオイです。朝はそれほど感じません。ところが夜から夕方にかけて、ものすごくにおうのです。
ひよっとしてわざと撹拌(かくはん)させようと、グルグルかきまわしているのかと、疑ったりしてみますが、まさかそんな危険なことはしないでしょう。でも、朝よりも夕方・夜の方がスゴイ。
それだけ作業していて、その最後のツメのところで、ガバッとかき集めたか、それをどこかに持っていくのかするのかもしれない。だから、すごいんでしょう。
でも、それも微妙に違うのかもしれないと、これまたニオイでふと考えました。発酵したニオイは暴力的だけど、時々、「あれ、これは草のにおいも含まれているなあ」と思ったら、なんだか草原を牛やブタたちがノソノソ歩いている姿さえ見えたような気がしたのです。
実際にそんなことをしているところではないので、たまたま新鮮なニオイだったのかもしれません。でも、草原の香りがした。そうしたら、いっぺんにイヤだったものが、どれクサイけれど、もう少し分析してみようなどと思ってしまうのだから、私の変なところです。
それで、あらためて、自分はスカトロおやじ(昔はスカトロ青年)だったんだと、思い出して、自分ではおかしくなりました。いやあ、とんでもなく下品な話で申し訳ありませんでした。
私は、実物はイヤだけど、においであれこれ考えるのは、変人だから好きなのかもしれません。本当に申し訳ありません。もう、忘れてください。無視してください。失礼しました。