甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ワールドシリーズ第3戦 Rays VS Dodgers

2020年10月25日 06時20分31秒 | スポーツいろいろ

 日本時間の午前9時から12時半くらいまで、NHK-BS1で、ワールドシリーズを見てしまいました。第1・2戦は見ていませんでした。一勝一敗だったそうで、第3戦を取るとシリーズの流れをつかめる大事な試合でした。

 Raysは、チャーリー・モートンというベテラン36歳のピッチャーが先発ピッチャーでした。去年までで97勝87敗で、長いキャリアの割にはそんなに勝ててないけど、でも、メジャーリーグの中で100勝もしようか(している?)ピッチャーというのは大したものでした。

 Dodgersは、ウオーカー・ビューラーという若いピッチャーで、通算24勝9敗の26歳。今年は変則的なシーズンだったので、勝ちは1つだけ。それくらいアメリカは、コロナの嵐だったようです。

 観客が球場に入れるようになったのも、つい最近のことで、ついこの間までは無観客でやっていたようでした。すべてテレビ様のおかげで、どうにかシーズンをやれたけれど、とにかく今月中に野球のシーズンは終わりで、バスケットボール、フットボール、アイスホッケーなどに役割を譲らなくてはならないようでした。

 さて、会場は、タンパベイ(Raysの本拠地)でもなく、ロサンゼルス(Dodgersの本拠地)でもありませんでした。アーリントンというところで、テキサス・レンジャースの本拠地でやっています。お客さんが来られない、中間地点を選び、そこで7試合すべてを行うようでした。

 お客さんは、間を開けて、少しだけ入っています。でも、1万人とかは入っているんでしょうか。日本のように緩和されてないみたいでした。だから、NHKの解説の小早川さんも、アナウンサーも、現地にはいなくて、日本のスタジオから、コメントしているようでした。昔なら、現地にブースを作ってたところなんですけど、今年はそれは無理だったんですね。


 私はナショナルリーグびいきなんです。だから、Dodgersを応援するつもりで見ていました。オーダーは、ベッツ(ライト)、シーガー(ショート)、ターナー(長髪とヒゲの赤毛のサード)、マンシー(ファースト)、ウィル・スミス(DH)、ベリンジャー(センター)、テイラー(セカンド)、ピダーソン(レフト)、バーンズ(キャッチャー)という感じでした。

 特徴があるのは三番バッターのターナーで、ポストシーズンに入ってから、他のメンバーは活躍しているのに、彼がそんなに活躍していないということでした。けれども、1回表にソロホームランを打ってしまいます。

 打たれたのは、Raysの先発のモートンでした。

 MLBの誇り高き選手たちなので、あまりわざとらしい動きはしません。打たれても、打っても、淡々と試合を進めていく人たちで、そういう流儀が彼らの中に流れています。

 サヨナラで勝った、その瞬間はみんなで喜んだりとかするんですけど、大抵はクールに試合しています。その代わりに今まではスタンドのお客さんたちが騒いでくれたし、声を投げかけてくれたはずなんだけど、ワールドシリーズの舞台だというのに、ほんの少ししかお客さんがいないのです。

 というわけで、中南米系の選手たちは、ヒットを打ったり、タイムリーが出たりしたら、騒ぐところもあるみたいだけど、淡々と進んでいきます。


 私は、試合を見ながら、久しぶりにMLBというのを感じていました。お客はいないけれど、選手たちはいつもの流儀で、頂点をめざしてやっている。観客は、少ないけれど入っていて、みんなプラカードや、応援する選手へのメッセージやらを持ち込んでいる。4人セットでチケットは販売されているのか、家族や仲間のまわりには人はいないようでした。

 さて、ここからモートンさんはスリークォーターから左右への投げ分けで相手打線をかわしていくピッチングをしているようでした。でも、ホームランで1点取られた。4回だったか、ツーアウトを取って、あと一人というところでデッドボールを与えてしまいます。ランナーが出ました。

 次のバッターがヒゲと長髪のターナーという選手。今まで当たっていないということでしたが、さっきはホームランだった。侮れないのは確かでした。そして、彼は今度も引っ張って打球はレフトの深いところへ飛んでしまい、二三塁になり、四番バッターがタイムリーを打って2点取ってしまう。

 ドジャースのいい流れです。

 それで、何だかボクは、打たれているモートン選手を応援する気持ちになっていました。ボクはドジャースを応援するつもりで見始めたのに、見ていたら、レイズのピッチャーを応援していた。

 いい加減なんだけど、ドジャースの赤毛のサードのターナー選手もおもしろいキャラなんだけど、モートン選手のかっこよさに気持ちが変わっていました。

 次の回も、スクイズとタイムリーを打たれて2点奪われ、先発投手としては試合を台無しにした5失点で、本当に残念な結果ではありました。でも、彼は第7戦の先発が予定されていて、もし第7戦があるとしたら、ボクはモートン選手を応援するためにテレビを見るようなくらいの、淡々としたところがありました。

 ほんの微妙なところで、打たれてしまい、試合を失った。けれども、それで終わりというのではなくて、また次のチャンスがあるのです。大事な試合には負けた。でも、今度こそ最後の試合が来たら、挽回するとか、人生のいろんなドラマみたいじゃないですか。

 ドジャースのピッチャーは元気で、ビュンビュン投げて、相手が手が出ないまま、そのまま投げ切ってしまいました。


 流れはドジャースに来ました。今日もテレビ見るんだろうか。1日どこにも行かないのか。それはわかりません。何だかこのままどこにも行かないでおこもりさんみたいな感じかな。 

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