久しぶりにワンワンで、すぐにニャンニャンですよ!
10【負け犬】……勝負に負けてみじめに引き下がる人。
【負け犬の( )吠(ほ)え】……強い相手から引き下がった後に、かげで強がること。
→それが身についたら、残念ながら「負け犬根性」になります。ああ、イヤだなあ。そんなにしてワンコをバカにするのは人間の強がりなのか。いや、たまにそういうやたら内弁慶みたいな犬がいるんだろうなあ。
11【( )頭狗肉(とうくにく)】……表面だけ立派に見せかけて、実質は伴わないこと。
→お店の看板には、○の頭が飾られていて、○の肉を扱っているように見せかけておいて、実際には犬の肉を売っている。まあ、見かけ倒しは、私たちの社会ではよくあることです。イヌたちの世界はそんなにないと思う。
「狗」は「犬」のことで、権力者の末端の手下を「走狗(そうく)」などといいます。
さあ、ネコに変わりました!
12【( )りてきた猫】……普段よりも大人しく、小さくなっている様子。
→家庭内ではものすごく強気な人なのに、外にいくと大人しくなる人を「内弁慶」といいますが、マイペースな生き物の猫だって、勝手が違うとこうなるのでしょう。
13【猫に( 節)】……好物をそばにおくこと。油断ができないこと。また、あやまちが起きやすい状態にあること。
→昔の猫はこれで「ネコマンマ」にしていました。最近私はしていない。たまに奥さんがオニギリを作ってくれる時にだけ食べられます。
あれ、昔はこれと味噌とでお茶漬けにして食べてたけど、それを奥さんは「鹿児島茶漬け」とか呼んでたけど、そういうこともあるんだろうか。
14【猫に( 判)】……貴重なもののありがたみが分からないことのたとえ。
→私たちの生活は、「宝の持ち腐れ」ばかりで、有効に生きているとは言えない。他人から見れば、「豚に○○」「馬の耳に○○」「犬に論語」に陥っている?
15【猫の( )も借りたい】……忙しくて働く人が足りないこと。
→仕事(をする人)という意味で「○がこんでいる」「なかなかのやり○だ」「○が回らない」などと言います。招き猫のポーズのポイントになっている体の一部はどこ?
16【猫の( )】……面積が非常に狭いことのたとえ。「――ほどの土地」
→猫を飼ったことがないので、ピンとは来ないのですが、よくぞここに注目したなあ、と初めてこの言葉を知ったときに感じたものです。[個人的な感想でした。失礼しました。]
17【猫の( )】……本来、安定しているべきはずなのに、コロコロと変わりやすいものをたとえるときに使う。「――打線」
→猫のチャームポイント!
★ 解答 10・遠 11・羊(よう) 12・借
13・カツオ[鰹] 14・小 15・手
16・ひたい[額] 17・目