秋は来ています。後ろから冬も迫っています。秋だなあとしみじみする暇を与えないで、秋は過ぎ去るかもしれない、そんな感じでもあります。
日曜日は、朝早く起きたんでしたっけ。朝焼けにはならなかったと思います。さわやかな晴れでした。
散歩に出かけたら、当然鳥たちは電線で今日一日のことをみんなで話し合っていた。
何か違うトリなのかなと思ってたら、スズメたちでした。まあ、スズメたちがいてくれて、私たちの生活も基本がしっかりするわけですから、あの子らがいないとなると、毎日の基準がなくなってしまいますもんね。あの子らの一年があって、私たちのそこでの暮らしもあるわけで、いつも一緒に生きている仲間でした。
ボクはこの仲間たちに、どれくらい連帯できているだろう。あまり無関心になってないだろうか。子育て、恋愛、燕たちとの争い、毎日のねぐら、お食事、どれだけスズメたちと共に生きていけてるかな。
もう少し、連帯できるようになりたいし、改めてその暮らしを見ていきたいけど、瞬間瞬間でしか見てないですね。
すぐ近所の家々で生活しているはずなんですけど、まあ、うちにはねぐらはないと思うな。
この日、柿を探してあちらこちらの産直歩きをしました。それで、地元で有名な柿をいくつか買って、母に送りました。柿をタプタプにしてチュルチュル食べるのが好きな、食べ方としては大邪道の母にはもったいないけど、まあ、とにかく届いてよかった。割と喜んでました。
ジョウビタキのオスに出会いました。私のカメラではこれが限界で、もっとカッコイイ姿を撮りたかったけれど、まあまあの結果になりました。
オレンジと黒の組み合わせがこんなにステキだなんて、もう長い間知らなかった。自然って、ステキなんです。本当に信じられないくらい。
そして、そのあと、わりと近くのところで、何度も私たちのまわりを、めぐってくれて、ほら、どうぞとポーズを取ってくれたメスのかわいらしい姿、一応これも撮れたかなというところです。
これはうれしかった!
この出会い、この秋、いろいろと自然は私をビックリさせてくれますが、その中でもじんわりうれしい驚きだったかな。