甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ソール・ライター風??? はるかに及ばないけど……

2021年03月01日 20時40分25秒 | わたしの好きな絵!

 友だちに写真を趣味としている人が何人かいます。天体写真を日々撮っておられる人、街ネタを撮り続け、時々撮影旅行したりする気合の入った女性、車中泊で撮りたいものを撮りに行く人、みんなそれぞれ守備範囲があるみたいです。

 でも、昨日の「日曜美術館」のソール・ライターという写真家さんの作品を見て、今、みんなが求めてたの、これなんだなと一つ分かった気がしました。

 ソール・ライターさんは、雨や雪の日の撮影で力を発揮しました。私なんて、雨が降ってるだけで気が滅入るし、うちのカメラなら、すぐに汗をかいちゃうし、レンズはくもるし、変なカビも発生したりして、カメラがかわいそうになります。

 まあ、一万円カメラだけど、今のカメラはすごく愛用してるし、連写は得意ではないみたいだけど、どうせ連写しても私なんてちゃんとものごとを撮れないし、さんざん構えて、それらしい構図を決めて、ガッシャンというんじゃなきゃ、写真を撮れていない。

 もちろん、早い動きの電車とか、サッパリいいのは撮れていません。

 構えに構えて、カッシャンでこれですから、雪たちも「何だこれ、つまんないの」と言ってるでしょうね。でも、これが私の写真です。

 ピントは合ってないし、信号待ちでクルマの中から何かを求めてスタスタ歩いて行くネコを慌てて撮ったり、

 必死に望遠にするんだけど、すぐにボンヤリしてしまうし、トリたちはすぐどこかへ行ってしまうし、常に決定的なチャンスを落っことしながら、モタモタと世の中にカメラを向けています。

 空を撮るにしても、信号待ちで、前のクルマ越しに、流れる雲を撮ろうとか、朝の忙しい時間帯に、空を見つめてるカッイイ私とかなんとか、気取ってるんですよね。そのまんましか撮れてないのに、何がカッコイイなんだよ。

 もっと、そこに人の気配を撮れよ。人が生きてる断片を切り取れよ。どうしてそんな雲とか、空の色とか、信号とか、そういうので人間を語ってるつもりなのかよ! 自然でごまかしていて、人間の姿を撮れていない。


 時々は、那智の滝にお祈りするおばあちゃんと孫みたいなのも撮ってますよ。まあ、これは珍しいけど、そのまんまだよな。おばあちゃんから遠すぎるし、男の子の語りが聞こえてこないよ。

 そうですね。珍しく人にカメラを向けたのに、ドラマは撮れてないなあ。人物に光が当たっていない。行き当たりばったりなんだよ。

 これも、浮世絵の、海岸沿いを歩く親子みたいな気分で撮ったんですけど、これも人物が小さすぎて、この親子のドラマ、何かしゃべってたり、前を行くカップルの一コマ、切り取れてないですね。

 これも、あまりに対象から離れすぎてるし、人物もサッパリ語り掛けてこないよ。

 そうですね。もちろん、私はカメラマンではないし、ただの文句たれなんですけど、おもしろいドラマを持ってきたいなとは思ってるんです。

 この子たち、たぶん修学旅行か何かだったはずなんだけど、一声かければよかったんだ。そうしたら、写真も生きてきた気がする。知らないふりして、盗撮みたいにして撮るから、写真が生きてないんだよなあ。

 いっぺんには無理だけど、もう少しソール・ライター風というのを研究して、ドキッとするようなの撮ろうと思います。

 それまで頑張ります。どうぞ、よろしくお願いします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。