昨日の朝はマイナス1度になったけれど、昼間はあたたかだったように思います。日ざしはとっくに春です。何年か前、バレンタイン豪雪がありました。でも、今年の春はあんなこと期待するのは無理なのかもしれません。着実に春になっている。
世の中は、ちっとも明るくないし、毎日淀んだ気分です。それでも、少しずつ進んでいくしかなくて、私みたいなオッチャンは、ひたすら人に会わないで、自分のワクを守りつつ生きている感じ。飽きてきたけれど、そうするしかない。
ジャノメエリカという木がうちの庭で満開です。2メートルくらい。ここ何年かで少しずつ大きくなってきたような気がします。今では壁みたいになっている。花が終わったら、バシバシと妻に切られるはずですが(私は管理方法がわからなくて)、盛りの間はせいぜい楽しませてもらっています。
遠目からすると、ピンクの低い木、みたいにしか見えません。近寄ってみると、小さな花それぞれに目玉があって、そんなわけはないけど、みんながそれぞれこっちを見ている感じ。でも、敵意むき出しとかではなくて、ただ外を見ている目玉で、怖くはありません。たくさんいるなあと感心するくらいです。花としては、普通に咲いてるだけなんだけどな。
伸びすぎのプリペット、黒い実がついてたんですけど、ほとんどはスズメたちが食べていましたが、遅まきながら、土曜日に突然現れたヤマガラは、木に引っ掛けたミカンなんか全く無視して、どこかから虫をくわえて来て、木にぶつけて食べやすくして食べているみたいでした。
うちの庭に、ヒマワリの種なんか落ちてないけど、食べるものあるんだろうか。朝の早い時間に訪れてくれたみたいでした。
メダカの鉢のところで、水も飲んでいました。そうか、食べ物はないけど、休憩に来てくれたのか。有り難いものだと感心して、ヤマガラ二羽がいなくなるまで庭を見ていました。朝日に照らされ過ぎたのか、目が痛くなりました。
しばらくしたら、ジョウビタキもやってきました。彼も、ミカンは興味はなくて、地面を散策していた。何か見つかったろうか。ミカンにこだわっているヒヨドリは、他のトリにはうるさく大声を出すので、ジョウビタキくんも、落ち着かない様子です。
せっかく来てくれても、水も飲めないなんて、何だか興ざめの庭です。そんなことなら、もう来ない! とか思われたら、何だか悲しいけど、また今日も来てくれることを期待して待ちます。
今朝は少し曇っています。日は出るんだろうか。何をして過ごそう。どこにも行かないで、庭の片付けでもしてますか。