甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

相撲のことば その2 大徹ガンバレー!

2015年08月15日 14時29分22秒 | 暮らしとことば
 たまたま見たテレビで大徹さんが出ていて、どういうわけか子供たちの「ダイテツー」という黄色い声援がありました。珍しいなあと見ていると、大徹さんはころりと負けてしまって、力が入ったんだなと、人の良さにいっぺんに好きになったことがありました。熱心なフォロワーではなかったけれど、それからずっと応援していました。


 名大関の清国、琴櫻、大麒麟あと3人の大関が6人の時代がありました。琴櫻はのちに横綱になってしまうのですが、大麒麟さんと清国さんは大関のままでした。

 2人は、上がいなければ、たぶん大鵬、北の富士、玉の海などがいなければ横綱になれたのかもしれないけれど、上が詰まっていて、とうとう頂点までたどりつけなかった。

 私は、大麒麟さんをひいきにしていたと思われますが、それもあやしいです。でも、とにかく千秋楽の日に三役……ふみが行われると、ああ、これでお相撲もしばらくお休みか、なんだかさびしいなと思うと同時に、ひいき力士さんの最後の姿を目にとどめておこうとしたり、なんだかソワソワしたものでした。

 若貴時代、今から十数年前でしょうか、あのころ相撲界はものすごい人気だったけれど、私はもうすっかり相撲から興味を失っていました。まだ千代の富士の黄金時代まではよかったのに、そこから曙、武蔵丸のハワイ力士、その後のモンゴル旋風で、現在は相撲界はすべてモンゴルの人たちに牛耳られています。ヨーロッパの人たちはあっさりと退いて、日本人の力士もみんな伸び悩んで、何のための国技なのやらわからなくなっています。

 残念なことです。それでも、千秋楽に3人の力士が上がっているのを見たら、顔ぶれを確認しないではいられないのは、三つ子の魂……ですね。


◇ 次の空欄に、相撲に関する適当な言葉を答えなさい。

7【(      い)踏(ぶ)み】……ふさわしい場面に必要な役者・人間が集結すること。
8【満員御(    )】……定員数に達したことを案内・感謝すること。
9【(      )をすえる】……一つ所に落ち着く。どっしりと○をかまえて物事を行う。
10【(    つ)に組む】……両者が堂々と勝負する。「――つに組んだ議論」
11【(      )入り】……休憩すること。「ここらで――にしよう」「――が入る」
12【(    )が上がる】……勝利が確定する。
 【(○○)を上げる】……勝敗を決める。判定を下す。
13【ここ一(     )】……特に区切り・転換点となる重要な事柄・状態。
 【○狂わせ】……勝負事などで予想外のことが起き、意外な結果になること。


[ヒント]
7・力士たちが土俵に上がり、四股(しこ)を踏むこと。当然、この人たちはその「時の主役たち」でなければお客は承知しません。優勝争いをする者同士があっさり戦い始めるよりも、今からいい所を見せますよとアピールして、少し気をもたせてからじっくり始めてもらうと、お客はうれしいのであります。

8・感謝半分、うれしさ半分でこの垂れ幕はさがるのでしょうか? いいプレー、いい役者だけですぐ満員になるとは限らないし、お客さんも参加する気持ちが必要!

9・「寄り切り」「押し出し」などで勝負が決まる時の、理想的な低重心姿勢。

10・力士それぞれが両手を差し合って組む。両者の力が拮抗(きっこう)している段階。

11・組み合ったままで勝負がつかず、双方(そうほう)の力士ともに疲れたとき、一時引き分けて休息させること。 →塩ではありません。

12・行司(ぎょうじ)が、勝者の方角を○○うちわで指し示し勝敗を判断することから。

13・能、狂言、囲碁、将棋などで、演目・試合を数えるときの単位は?



[答え]
7・揃(そろ)    8・礼(れい)   9・腰  
10・四(よ)    11・水       12・軍配(ぐんばい)
13・番


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