みかん狩り 子どもと大人を縫いながら

　近所のイベントで、みかん狩りに参加しました。たらふく食べて、ビタミンＣはたっぷり取りました。でも、かなりの量はおしっことして体外へ出てしまったかもしれないです。



　クルマで１５分くらいの、多気町の五桂池のみかん狩り農園に行きました。というのか、斜面ですね。

１　みかん狩り　ヘダルボートの池のそば


２　みかん狩り　ガチョウの声の鳴り響く


３　みかん狩り　ハサミはなくて　手でちぎる



　ハゼの木を見つけました。この朱色がよく目立ちます。触るとかぶれるというけれど、見る分にはこわくないので、ハゼの紅葉を楽しみました。秋ですねえ。

４　ハゼ紅葉　散歩の犬を抜き返す


５　秋のハゼ　突然デビューの女の子

　イマイチ、俳句としてまとまりませんね。お腹が空いているからかなあ。今日はお鍋ということですが、お鍋でカキを食べられるなんて、そして焼酎の水割りを飲めるなんて、幸せすぎですね。こんなに幸せでいいんでしょうか。そうですね。あまり幸せだと口にするのはよくありません。黙って、何でもないようなフリをして、つまらない１日だったと、面白くなさそうにしていなくちゃ、何だかバランスを考える神様に見とがめられそうです。

６　カキ鍋や　ブスッと食べて芋焼酎



７　天空のみかん　娘に付き従う父


８　みかん山　今だけ人は押し寄せる



９　右左　上下に移動し　みかん腹


10　中高年　袋とカバンに　みかん詰め


11　ふくろ１杯のみかん　坂道の怖さ


12　つかんでは食べ　ひたすらのみかん狩り

　あまりいい句は書けないですね。ただあてはめただけです。ヒネリがないですね。詩もないです。ああ、近ごろドンドン俳句から遠ざかっていく気がします。どうしたらいいんでしょう。




　帰りに、あらためて見たら、ハゼの木だけじゃなくて、黄色い葉っぱを見つけました。秋です。葉っぱも、何か言ってるみたいで、写真撮った後、ああ、葉っぱの声を聞いた、というような気がしました。