日本のお家芸の柔道。金メダルを期待していた人達が、色違いのメダルだったり取れなかったりで、悲喜こもごものうちに終わりました。
ただ、「アテネ大会」から2連覇の、内柴選手・谷本選手・上野選手は本当に素晴らしいと思いました。皆さんほとんどの試合、1本勝ちの攻めの柔道で見ていて気持ちの良いものでした。
柔道が世界の柔道になって、効果・指導とか見ていても良く分からないような、相手のミスの積み重ねで、点を取る柔道は本当に面白くありません。1本かせめて技ありで、勝敗を決するような柔道でないと柔道らしくないと思います。
銅メダルの谷選手も、柔道をしないまま勝ち進んで、しないまま負けてしまったという、彼女本来の切れのないつまらない戦いでした。彼女も不完全燃焼で納得のいかないまま、終わってしまったのではないでしょうか!!
100㌔超級の石井選手も見事金メダルでした。面白いキャラの青年で、こんな人が勝つのではないかと思いました。今後期待しています。
私は、塚田選手に金メダルを取らせてやりたかった。ポイントが入ったので、早く時間が経つのを祈っていましたが、神様は無常でした。勝ったと言う気の緩みが相手に隙を突かれたのでしょうか、8秒が守り切れなかった。残念でなりません!!
それにしても、相手の中国選手の大きかったこと、「どうしたら倒せるの!!」って感じでしたが、塚田選手は果敢に攻めていきました。試合巧者で帯を4回も結びなおしました。これは指導の対象にならないのが不思議でした。日本の選手も勝つための、駆け引きをしても良いのではないでしょうか。