夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 迷子 ? *

2013-05-11 17:55:00 | つれづれ
 朝から雨。まだ片付かないでそのままにしている押し入れ整理。
「することが無いんだったら、片づけてしまえば!」と、 旦那様は仰るけれど
 押し入れ掃除は、やはりからっとした晴天でないとね。。。。。やる気が起こらない。

雨の庭を眺めていたら、身長より長い棒のようなものを、杖代わりにしたおじいさんが、傘もささずに歩いています。
気にはなりましたが、「大振りでもないので散歩されているのかなあ~」と
でも気になりす。二階の窓から覗いてみるとトボトボ休み休み歩かれています。
主人に話すと「ほっておいたら!」でも気になります。玄関に出て見ると、姿が見えません。

「この雨の中なんだろうね?散歩にしてはおかしいんじゃない、傘もささないで家の人が出すかね。」
「もしかしたら、道に迷っているのではないの?」
心配になって二人で探しに行きました。老人の足です、すぐ見つかりました。
「何処に行っているのですか?」と尋ねると「道が判らない?」
「お家はどこですか?」住所も判らないそうです。
一軒家かアパートか、尋ねると「施設」との答え。
でも家の近所には施設は有りませんし、施設の名前も判らないそうです。
名前だけは答えられました。探しようもないので、おじいさんに断って110番することにしました。

警察に我が家の住所を言って、我が家に来て貰うことにしました。
おじいさんに家に行こうと言うと「迷惑掛けるから行かない。ここでいい」と!
「自分の家もあるのに、施設に入れられた。」と泣きだされました。
(後で判った事ですが、別の市に奥さんと息子さんが住んでいるみたいです。)
雨もだいぶ降ってきたし、風邪引いたら大変だから家に行こうと説得をしてる最中、タクシーが通りかかりました。

タクシーから降りて来た私らの年配の奥さんが「○○さん」と呼びかけられました。
おじいさんの知り合いの方で、朝おじいさんから「もう駄目だ~」と電話が有ったそうです。
心配して隣の市からタクシーで来て、アパートが良く判らないので、グルグル探していたそうです。
その方によって、近くのアパートに一人住まいをされている方だと判りました。
主人におじいさんを見守って貰って、二人でおじいさんのアパートを探しに行きました。
アパートでは、介護の方がおじいさんを探していました。

パトカーとバイク2台。おまわりさんが4人も見えました。
色々と、複雑な事情があるみたいです。私と主人は後は皆さんにお任せして家に帰りました。
なんだか身につまされて「年は取りたくないねぇ~私たちもああなるかもね」と主人と落ち込みました。
雨のせいもあり、心が晴れない一日でした。
コメント
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