リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

結婚したら家族が増えるんだけど

2017年04月04日 | 日々の風の吹くまま
4月3日(月曜日)。曇りのち晴れ。仕事、追い込み。見ているだけでも目がしょぼしょぼする
ような様式文書で、スペースをとる英語に置き換えるためにフォントをさらに小さくして、とこ
ろによっては6ポイント。ま、最終的に発注元の方で2ページに分けるとか裏表にするとか、
適当に処理するだろうから、あまりいじらない方が良さそうだけど、ワードの表作成とかイン
デントの使い方に関しては、相変わらずぶつくさぼやきながら・・・。

4月はワタシの誕生月なので、今日カレシママからバースデイカードが届いた。いつもなが
らとってもきれいな流れるような筆記体で、中学校で英語勉強の初めに使ったペンマンシッ
プのノートのお手本を思い出す。(実は、金釘流は楽に読めるのになぜか上品な筆記体は
ちょっと苦手。自分が左ぎっちょの金釘流だからかもしれないけど。)封筒から出て来たカー
ドはユーモア溢れるデザインで、「ママらしいね」とカレシ。うん、来月はママの100歳の誕
生日だから、今からすてきなバースデイカードを探そうね。

息抜きに小町横町を散歩していたら、ヨーロッパ人の夫が家族と親密すぎて困惑していると
いう日本人奥さんがいた。結婚してからもほぼ毎日電話したり、頻繁に訪問したりで、いい
年をして親離れ子離れができていないようなのが気持悪く感じられる、と。この手の相談と
言うか愚痴がけっこう多いけど、(私と)結婚したんだから親兄弟姉妹と決別すべき、距離を
置けというツマが近頃は多いという印象だな。でも、それはないと思うなあ。再婚の夫が前
妻と暮らす子供と会うのをいやがる後妻もけっこういるし、支配欲の塊みたいで何か怖いん
だけど・・・。

ワタシが来たばかりの頃は日曜日ごとにみんなママのところに集まって食事をしていたっけ。
いきなり家族の中に入って一緒にワイワイやれるわけがないので、みんなのおしゃべりを
聞きながら頭の中で家系図を描いていたら、いつの間にかみんなに負けずにワイワイ。嫁
のワタシの方がカレシよりも家族と親密になってしまって、夫婦の危機のときはカレシの方
が「勘当」されそうだったくらい。幸運だったのかもしれないけど、「来るものは拒まず」主義
のママはワタシにとってカナダでの人生のお手本。うん、ワタシは実の家族にも義家族にも
恵まれたおかげで、この年までがんばって来れたんだと思う。家族も、そして友だちも、損
得抜きでいつまでも大切にしなきゃね。