リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

60代最後の1年の始まり

2017年04月26日 | 日々の風の吹くまま
4月25日(火曜日)。曇りときどき晴れ。ワタシの69回目の誕生日で、60代最後の1年の
始まり。来年は70歳になるなんて何か信じられないけど、波乱に満ちていた50代に比べ
たら、60代は概ね穏やかに過ぎたと思う。ワタシの人生、どうやら落ち着くべきところに落
ち着いたということなのかな。でも、いろいろ振り返って見ても、結局のところ落ち着く先は
「いつのまにか」・・・。

きのうは飛び込んで来た仕事を半分やって、夜はカリフォルニアワインフェア。毎年カナダ
各地を現地のチャリティや非営利団体のファンドレイジングイベントとして回っているワイン
の試飲会で、バンクーバーではいつもArts Clubのイベント。出品しているワイナリーの数
が100社近くあって、チケットがけっこう高いので、まるで「元を取るまで飲まなきゃ損」みた
いな勢いでテーブルを回る人もいる。私たちは今年はカレシが白ワイン(特にソヴィニョンブ
ラン)、ワタシが赤ワイン(特にプティシラー)を試して回ることにして、それでも最終的には
大きなグラス1杯分以上は飲んだかな。

ワインフェアの目玉はArts Clubのサイレントオークション。今年はプロスポーツのサイン入
りジャージーやらいろんなコンサートやイベントの無料招待券やらスポンサーから寄付され
たものが60品目以上。「チョコレート1年分」なんてのもあって、すごぉ~と思ったときに隣に
あった絵に目が行って緑色がすてきでひと目惚れ。よく働いた自分に誕生日プレゼントのご
褒美のつもりで、入札票の推定相場の半値(5万円)の欄に名前を書いておいたら、いつの
間にか誰かがひとつ上の値段をつけたので、このやろ~っとばかりにさらに上の値段をつ
けて、入札締切り前の5分間は誰も入札票に手を出さないように絵の前で見張り。おかげ
で、やったぁっ!寝室の壁の緑色にぴったりマッチ。林の中の小道の赤がいい・・・。
   

午前中は飛び込み仕事を片付けて、午後はスペシャルディナーの算段。バースデイガール
は好きなようにしていいよねってことで、よし、海鮮尽くしで行こうっと。ミニのイクラ丼、ポケ
丼、サーモン丼、カニとねぎのロール、ホタテとヒラメのポン酢仕立て、エビとオクラとこごみ
の天ぷら、しいたけと白ネギの吸い物。食前酒は特製のマティニ、お酒は山形の純米酒。
   

今夜の寝酒は誕生日にだけ飲むことにしているとっときの1948年アルマニャック。うん、
Happy Birthday to me!