リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

誕生日のプレゼントはおいしかった

2017年04月24日 | 日々の風の吹くまま
4月23日(日曜日)。曇りと晴れと雨。何となく早く目が覚めた。きのうおいしいものをおなか
いっぱい食べたせいかな。レッスンの予定がキャンセルになったからと、ワタシのお気に入
りのレストランHawksworthに予約を入れておいてくれて、「誕生日のプレゼントに一番だと
思ってね」とカレシ。再開予定だったダイエットも明日からってことにして、ちょっと飲んでも
いいように駅のモールの駐車場に車を止めて、電車でダウンタウンへ。

午後6時の早番の予約だったけど、すでにかなりの賑わいで、担当のサーバーはばっちり
フランス語訛りの陽気なギヨーム(正真正銘のフランス人)。テーブルに来た女性のソムリエ
にそれぞれ決めたメニューに合うワインを選んでもらってグラスで注文。カレシは和牛のカ
ルパッチョとマグロのたたき、ワタシはハマチのタルタルとギンダラのロースト。選んでもらっ
たきりっとした味のフランス南部の白ワインがぴったりで、どれもおいしぃ~。大きなギンダ
ラの上にふわ~っとかかっていた柚子のエマルジョンは、どうしたらあんなきれいな泡に作
れるのかなあ。

デザートの段になって、カレシはババロアのラズベリージェラト添え、ワタシはマカロン。大き
なお皿に色と味の違うマカロンが6個輪になって並んでいて、真ん中にHappy Birthdayと
チョコレートで書いたホワイトチョコレートの「カード」。ギヨームが6個の味を説明してくれて、
Joyeux Anniversaire!(フランス人の男性がフランス語を話すときの口元のかわいさが何
とも言えない。)Merci beaucoup, Monsieur!カラフルなマカロンのおいしいこと。あっとい
う間に6個を全部平らげて、チョコレートのカードもむしゃむしゃ。ああ、みんなもうおいしす
ぎっ!カレシが「誕生日のプレゼントだから」と食後酒にレミのXO。やっぱりいつも飲んで
いるVSOPとは大きな違いだなあ。

おしゃべり好きなワタシにとっては、レストランでのサーバーとの楽しいやり取りはおいしい
食事をいっそうおいしくするスパイスのようなもので、軽口のサービスも値段のうちと思って
いる。その点、バンクーバーのしゃれたレストランのサーバーにはそのあたりを心得た人が
多くて楽しめるのがいい。まあ、チップの習慣があるとないとで違って来るんだろうけど、飛
行機の客室乗務員も同じで、あまりにもお澄ましで丁重だとこっちの方がヘンに緊張して肩
が凝ってしまうから、サービスになっていないような、慇懃無礼の感じがする。ワタシって、
あんがいめんどうくさい客なのかなあ。