リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

劇場まで散歩がてらのそぞろ歩きって

2017年04月15日 | 日々の風の吹くまま
4月14日(金曜日)。曇りときどき晴れ。今日は復活祭の連休初日のGood Friday。つまり
キリストの受難を記念する聖金曜日のこと。復活祭は「春分の日の後の最初の満月の後の
最初の日曜日」ということになっているので、連休は3月だったり、4月だったり(一番遅いと
きはワタシの誕生日と重なる。)でも、今年は「魔の3月」が「魔の4月」になり、とうとう5月に
までずれ込んでしまったので、いつも買うチョコレートの卵もウサギもまだなんだけど、せめ
てちょっとしたご馳走くらいは考えないとなあ・・・。

今日は休みモードにして、とりあえず洗濯から。汚れ物が洗濯かご代わりの乾燥機にかな
りたまってしまったので、2ラウンドの大洗濯。ついでに春だからもう毛布は1枚でいいと上
の毛布をはがして来て、洗濯は3ラウンド。毛場のある毛布は洗剤の泡が立ち過ぎて、しつ
こく「泡抜き」サイクル。洗濯槽いっぱいの水でざぶざぶ濯ぐ普通の洗濯機と違って、ドラム
式は水量が少なくて大きな毛布はなかなか泡が抜けないもので、気がすむまでやらせてお
くしかない。その間、今週は超特急仕事に没頭して床掃除をサボったので、とりあえず掃き
掃除。モップかけは明日と言うことにして、禅の修業のつもりでそろり、そろり。「泡抜き」か
ら通常モードに戻るのに小1時間・・・。

ひと息ついた後は、今夜のチケットを取りに歩いて10分足らずのマッシー劇場へ。1949
年にオープンした劇場はニューウェストミンスター高校の隣にあって、一時は教育委員会が
所有していたのが、校舎の建替えが決まったときに取り壊す話が出たもので、由緒あるマッ
シー劇場を取り壊すわけにはいかんと市が引き取った経緯がある。外から見ると目立たな
いけど、1260席とArts Clubのスタンリー劇場の倍の大きさ。地元のミュージカル劇団が
毎年スケールの大きいブロードウェイのヒット作をフルのオーケストラと大きなキャストで上
演する。去年の『屋根の上のバイオリン弾き』は(徒歩10分なのに)見逃してしまったけど、
今年は1930年代のコール・ポーターの『Anything Goes』。大好きなP.G.ウッドハウスが
原作を書いたドタバタコメディ。

帰りにSave-On-Foodsに寄って夕ごはんの買い物。開演は午後7時半だから、ゆっくりご
飯を食べて、また散歩がてらのんびりと歩いて行けばいい。大都会のど真ん中でこんなに
のどかな田舎の雰囲気を残している街には住むほどに好きになる何かがあって、いいもん
だなあ・・・。