おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「世界の食料需給見通し」についてみましたが、今日は、「世界の栄養不足人口」をみます。
国際連合食糧農業機関(FAO)は「食物から摂取する熱量が軽労働に従事した際の一定の体格の維持を前提として、国や民族ごとに算出される基準値よりも低い状態にある人々の数」のことを”栄養不足人口”と定義しており、平成22(2010)年は全人口の13%を占める9億3千万人が該当しています。
平成8(1996)年の世界食料サミットにおいて、平成27(2015)年までに4億2千万人に削減することを目標としていますが、依然として高水準にあります。
白書には、アフリカ東部の「アフリカの角」 と呼ばれるエチオピア、エリトリア、ジプチ、ソマリア、ケニアが含まれる地域で、平成22(2010)年後半からの干ばつによって重大な食料危機が発生し、特にソマリアでは飢饉のために、多くの人々が飢餓に苦しみ、難民・避難民が増大しており、また、対外的な支援を必要としている国は平成23(2011)年12 月現在33か国に及ぶとあります。
食べられることが当たり前の今の環境に感謝しつつ、何もできないことに歯がゆさを感じますが、せめて”mottainai精神”だけは強くしていきたいですね。
昨日は「世界の食料需給見通し」についてみましたが、今日は、「世界の栄養不足人口」をみます。
国際連合食糧農業機関(FAO)は「食物から摂取する熱量が軽労働に従事した際の一定の体格の維持を前提として、国や民族ごとに算出される基準値よりも低い状態にある人々の数」のことを”栄養不足人口”と定義しており、平成22(2010)年は全人口の13%を占める9億3千万人が該当しています。
平成8(1996)年の世界食料サミットにおいて、平成27(2015)年までに4億2千万人に削減することを目標としていますが、依然として高水準にあります。
白書には、アフリカ東部の「アフリカの角」 と呼ばれるエチオピア、エリトリア、ジプチ、ソマリア、ケニアが含まれる地域で、平成22(2010)年後半からの干ばつによって重大な食料危機が発生し、特にソマリアでは飢饉のために、多くの人々が飢餓に苦しみ、難民・避難民が増大しており、また、対外的な支援を必要としている国は平成23(2011)年12 月現在33か国に及ぶとあります。
食べられることが当たり前の今の環境に感謝しつつ、何もできないことに歯がゆさを感じますが、せめて”mottainai精神”だけは強くしていきたいですね。