おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「農業生産関連事業に取り組む販売農家数」についてみましたが、今日は、「6次産業化によるメリット」をみます。
この表は日本政策金融公庫が行った6次産業化のメリットに対するアンケートですが、これをみると「所得の向上」をあげた回答者が75%を占めており、所得の向上は6次産業化の最も重要なメリットであり目的であることが分かります。
また、アンケート調査対象者の6次産業化の平均操業年数は13.5年ですが、経営が黒字となるまでの平均年数は4.1年となっており、経営部門別にみると、酪農1.8年、野菜2.2年、稲作4.4年、果樹4.5年、養豚8.8年となっています。
これらの差は、個々の経営における取組のみならず、加工・流通への適応性等が反映されていると考えられますが、6次産業化が軌道に乗るまでは、ある程度の年数が必要であり、アンケート調査対象者の多くは、資金的余裕と精神的な辛抱が重要であると回答しています。
納得ですね。
昨日は「農業生産関連事業に取り組む販売農家数」についてみましたが、今日は、「6次産業化によるメリット」をみます。
この表は日本政策金融公庫が行った6次産業化のメリットに対するアンケートですが、これをみると「所得の向上」をあげた回答者が75%を占めており、所得の向上は6次産業化の最も重要なメリットであり目的であることが分かります。
また、アンケート調査対象者の6次産業化の平均操業年数は13.5年ですが、経営が黒字となるまでの平均年数は4.1年となっており、経営部門別にみると、酪農1.8年、野菜2.2年、稲作4.4年、果樹4.5年、養豚8.8年となっています。
これらの差は、個々の経営における取組のみならず、加工・流通への適応性等が反映されていると考えられますが、6次産業化が軌道に乗るまでは、ある程度の年数が必要であり、アンケート調査対象者の多くは、資金的余裕と精神的な辛抱が重要であると回答しています。
納得ですね。