おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の186ページ「第 2-3-20 図 輸出における課題」をみましたが、今日は187ページ「第 2-3-21 図 直接投資における課題」をみます。
下図から直接投資を行っている企業が抱えている課題を見ると、直接投資については、生産拠点、販売・サービス拠点を設けている企業共に「外国人人材の確保・労務管理」、「現地の法制度・商慣習への対応」を挙げる企業が多いことが分かります。
この結果について白書は、これは、生産拠点、販売・サービス拠点を設けている企業共に現地法人を設立するため、現地で活用するための外国人人材を確保し、商取引に係る現地の法制度や
商慣習に対応する必要があるためと考えられる。
さらに、生産拠点を設けている企業は、「品質管理・納期管理」、「為替変動のリスク」、「海外展開を主導する日本人人材の確保・育成」の割合が高いことが分かる。
これは、現地生産を行うために品質管理・納期管理が必要になり、販売・仕入を行う際に為替の問題に注視しなければならないためと考えられる。
また、販売・サービス拠点を設けている企業は、「現地パートナー企業・商社等の確保」、「海外展開を主導する日本人人材の確保・育成」、「コスト管理・代金回収リスク」の割合が高いことが分かる。
これは、現地の販売先を確保するために、現地のパートナー企業を探す必要があり、また現地の営業所をサポートするために海外での勤務経験や語学力に長けた日本人人材を雇用する必要があるためと考えられる、とあります。
このように文書で見ると「当たり前」に感じてしまいますが、根底には、言葉の違い以上に、文化の違いがあるので、その多様性を楽しめる器を持たないと難しいようですね~!
昨日は中小企業白書(2016年版)の186ページ「第 2-3-20 図 輸出における課題」をみましたが、今日は187ページ「第 2-3-21 図 直接投資における課題」をみます。
下図から直接投資を行っている企業が抱えている課題を見ると、直接投資については、生産拠点、販売・サービス拠点を設けている企業共に「外国人人材の確保・労務管理」、「現地の法制度・商慣習への対応」を挙げる企業が多いことが分かります。
この結果について白書は、これは、生産拠点、販売・サービス拠点を設けている企業共に現地法人を設立するため、現地で活用するための外国人人材を確保し、商取引に係る現地の法制度や
商慣習に対応する必要があるためと考えられる。
さらに、生産拠点を設けている企業は、「品質管理・納期管理」、「為替変動のリスク」、「海外展開を主導する日本人人材の確保・育成」の割合が高いことが分かる。
これは、現地生産を行うために品質管理・納期管理が必要になり、販売・仕入を行う際に為替の問題に注視しなければならないためと考えられる。
また、販売・サービス拠点を設けている企業は、「現地パートナー企業・商社等の確保」、「海外展開を主導する日本人人材の確保・育成」、「コスト管理・代金回収リスク」の割合が高いことが分かる。
これは、現地の販売先を確保するために、現地のパートナー企業を探す必要があり、また現地の営業所をサポートするために海外での勤務経験や語学力に長けた日本人人材を雇用する必要があるためと考えられる、とあります。
このように文書で見ると「当たり前」に感じてしまいますが、根底には、言葉の違い以上に、文化の違いがあるので、その多様性を楽しめる器を持たないと難しいようですね~!