中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

輸出を行っている企業は労働生産性が高い!!

2016年10月12日 04時31分46秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)163ページ「第 2-3-3 図 海外展開投資による効果」をみましたが、今日は164ページ「第 2-3-4 図 輸出実施企業と輸出非実施企業の労働生産性」をみます。

下図から2001年度から2013年度まで継続して輸出を行っている企業と、2001年度から2013年度まで一度も輸出をしていない企業のそれぞれの労働生産性の推移を見ると、輸出非実施企業は2001年度から2013年度を通して労働生産性の水準があまり変化していないが、輸出実施企業は2001年から順調に労働生産性が上昇していき、リーマン・ショックの影響により2009年の労働生産性は一時的に輸出非実施企業の労働生産性を下回ったが、その後は回復しており輸出非実施企業に比べて高水準で推移していることが分かります。

白書は、企業が稼ぐ力を強化していくためには、売上を拡大させるとともに費用を削減し、それにより収益力を向上させることが必要である。

輸出及び直接投資を実施した後の労働生産性の変化を確認することで、海外展開投資が労働生産性向上に寄与するかどうかを分析していく、とあります!

輸出を行っている企業は確かに元気なので、こういう結果になっても不思議には感じませんが、なぜそうなるのでしょうか。もう少し白書を読んでいきます!

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