おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の217ページ「第 2-4-5 図 新事業展開の進出実績と進出実績に対しての評価」をみましたが、今日は218ページ「第 2-4-6 図 新事業展開を行っている中小企業の現在の業績」をみます。
下図から新事業展開を行うことによる企業業績への影響を見ると、現在の売上高の傾向が「増加傾向」と回答した企業の割合は「従来商品のみ」の企業では18%であるのに対し、新事業展開を行っている企業では19~33%と高くなっており、利益額の傾向を見ると、こちらも売上高と同様の傾向が見られ、新事業展開を行っている企業の方が「増加傾向」と回答した企業の割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、新事業展開を行っている企業の方が現在の業績は好調な傾向にあるものの、売上や利益が増加傾向にある企業は3割前後にとどまっている、とあります。
新事業展開は取り組めば誰もが成果を得られる訳ではないという示唆ということです。では、どのような事前準備が求められるのでしょうか。明日、見ていきます!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の217ページ「第 2-4-5 図 新事業展開の進出実績と進出実績に対しての評価」をみましたが、今日は218ページ「第 2-4-6 図 新事業展開を行っている中小企業の現在の業績」をみます。
下図から新事業展開を行うことによる企業業績への影響を見ると、現在の売上高の傾向が「増加傾向」と回答した企業の割合は「従来商品のみ」の企業では18%であるのに対し、新事業展開を行っている企業では19~33%と高くなっており、利益額の傾向を見ると、こちらも売上高と同様の傾向が見られ、新事業展開を行っている企業の方が「増加傾向」と回答した企業の割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、新事業展開を行っている企業の方が現在の業績は好調な傾向にあるものの、売上や利益が増加傾向にある企業は3割前後にとどまっている、とあります。
新事業展開は取り組めば誰もが成果を得られる訳ではないという示唆ということです。では、どのような事前準備が求められるのでしょうか。明日、見ていきます!!