中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

「資金調達」が勝負の差である!!

2016年11月17日 04時40分39秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)220ページ「第 2-4-8 図 リスク管理体制別に見た新事業展開に当たり事前に検討を行った効果」をみましたが、今日は221ページ「コラム 2-4-1 ①図 新事業展開がうまくいかなかった理由」をみます。

下図からこれまでの新事業展開においてうまくいかなかった理由を見ると、「新事業展開を担う社内人材の不在」が 51.5%、「新事業展開を取り巻く環境に関する情報不足」が 42.9%と多くなっており、また「事前に事業の失敗や撤退に関する想定が不十分だった」が 14.1%と失敗を想定した検討が不足していたとする回答も一定数存在することが分かります。

続いて、新事業への進出を検討するにあたっての課題を企業規模別に比較して見ると、全体では「新事業展開を担当する人材不足」、「資金調達」といった経営資源の不足や「新事業展開にあたってのスキル・ノウハウ不足」、「新事業展開後の顧客・販路確保」等の情報不足に関する回答が多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、大企業と中小企業で差が顕著に出ているのは「資金調達」となっており、人材不足と併せて、中小企業は新事業展開を行うにあたっての経営資源が十分でないことが分かる、とあります。

まさに「ヒト・モノ・カネ・情報」の経営資源が勝負になるということですね!

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