おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の226ページ「第2-1-74図 安定成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみましたが、今日は228ページ「第2-1-76図 安定成長型企業の、成長段階ごとの販路開拓における課題」をみます。
下図から安定成長型企業が各成長段階で抱えている販路開拓の課題について見ると、創業期については、「新規顧客へのアプローチ」の割合が最も高く、次いで「市場・顧客ニーズの把握」、「自社の強みの見極め」の順になっていることが分かります。
白書は、「新規顧客へのアプローチ」、「既存顧客とのつながりの強化」、「販路開拓を行うための人材の確保」、「製品・商品・サービスの PR」の項目については、成長段階が進むにつれて回答割合が高まっていることが分かる。
以上のことからも、安定成長型の企業は、起業時は市場・顧客ニーズを把握し、自社の強みを見極めた上で新規顧客へのアプローチを行おうとしているものと推察される。
さらに、成長初期、安定拡大期と成長段階が進むに当たり、新規顧客へのアプローチには引続き取り組みながらも、併せて既存顧客のリピート率の向上といった既存顧客とのつながり強化や、販路開拓強化のための必要な人材の確保も行おうとしていることが考えられる、とあります。
まさに白書にあるとおり、この課題を抱える経営者から頻繁に相談を受けますね。問題は自社の強みです。自分で考える強みと第三者が見るそれは、必ずしも一致していない場合が多く、毛強みの優先順位が違うと、採るべき戦略も異なってきます。
どれを道を選んでも正解と考えたいですが、実際には遠回りしていたり、本来得るべきものを取れていなかったり。これがいつも最も悩ましい相談といえますね!
昨日は2017年版「中小企業白書」の226ページ「第2-1-74図 安定成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみましたが、今日は228ページ「第2-1-76図 安定成長型企業の、成長段階ごとの販路開拓における課題」をみます。
下図から安定成長型企業が各成長段階で抱えている販路開拓の課題について見ると、創業期については、「新規顧客へのアプローチ」の割合が最も高く、次いで「市場・顧客ニーズの把握」、「自社の強みの見極め」の順になっていることが分かります。
白書は、「新規顧客へのアプローチ」、「既存顧客とのつながりの強化」、「販路開拓を行うための人材の確保」、「製品・商品・サービスの PR」の項目については、成長段階が進むにつれて回答割合が高まっていることが分かる。
以上のことからも、安定成長型の企業は、起業時は市場・顧客ニーズを把握し、自社の強みを見極めた上で新規顧客へのアプローチを行おうとしているものと推察される。
さらに、成長初期、安定拡大期と成長段階が進むに当たり、新規顧客へのアプローチには引続き取り組みながらも、併せて既存顧客のリピート率の向上といった既存顧客とのつながり強化や、販路開拓強化のための必要な人材の確保も行おうとしていることが考えられる、とあります。
まさに白書にあるとおり、この課題を抱える経営者から頻繁に相談を受けますね。問題は自社の強みです。自分で考える強みと第三者が見るそれは、必ずしも一致していない場合が多く、毛強みの優先順位が違うと、採るべき戦略も異なってきます。
どれを道を選んでも正解と考えたいですが、実際には遠回りしていたり、本来得るべきものを取れていなかったり。これがいつも最も悩ましい相談といえますね!