おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の229ページ「第2-1-77図 安定成長型企業における成長段階ごとの販路開拓の取組」をみましたが、今日は230ページ「第2-1-78図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用した支援施策等の内容」をみます。
下図から安定成長型企業が各成長段階で利用した支援施策等について見ると、いずれの成長段階についても、「起業・経営相談」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、創業期は「起業に伴う各種手続に係る支援」、「起業支援融資」等について、成長初期や安定・拡大期に比べて回答割合が高い。
また、成長初期については、「インターネット等による起業・経営に関する情報提供」、「起業支援補助金・助成金」、「人材確保のための支援」、「販路開拓のための支援」といった割合が創業期に比べて高まっている。
そして、安定・拡大期については、「起業・経営相談」や「起業支援融資」、「起業・経営支援講座等」以外の取組については、おおむね成長初期よりも割合が高くなっていることからも、安定・拡大期において多くの支援施策等を活用していることが分かる。
このように、安定成長型の企業についても、高成長型企業と同様に、成長段階が進むにつれて利用している支援施策等が変化しており、また活用度合いも高まっていることから、起業後に安定成長型に円滑に成長していくためには、各成長段階に適した支援施策等を活用していくことが重要であると考えられる、とあります。
中小企業には右腕人材がいない場合が多いので、経営相談や経営支援講座が求められる、ということですね。しかし、言い訳ではないですが、教える立場からすると、その道の専門家に新しい知識を提供するというのは、かなり難しいことです!
昨日は2017年版「中小企業白書」の229ページ「第2-1-77図 安定成長型企業における成長段階ごとの販路開拓の取組」をみましたが、今日は230ページ「第2-1-78図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用した支援施策等の内容」をみます。
下図から安定成長型企業が各成長段階で利用した支援施策等について見ると、いずれの成長段階についても、「起業・経営相談」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、創業期は「起業に伴う各種手続に係る支援」、「起業支援融資」等について、成長初期や安定・拡大期に比べて回答割合が高い。
また、成長初期については、「インターネット等による起業・経営に関する情報提供」、「起業支援補助金・助成金」、「人材確保のための支援」、「販路開拓のための支援」といった割合が創業期に比べて高まっている。
そして、安定・拡大期については、「起業・経営相談」や「起業支援融資」、「起業・経営支援講座等」以外の取組については、おおむね成長初期よりも割合が高くなっていることからも、安定・拡大期において多くの支援施策等を活用していることが分かる。
このように、安定成長型の企業についても、高成長型企業と同様に、成長段階が進むにつれて利用している支援施策等が変化しており、また活用度合いも高まっていることから、起業後に安定成長型に円滑に成長していくためには、各成長段階に適した支援施策等を活用していくことが重要であると考えられる、とあります。
中小企業には右腕人材がいない場合が多いので、経営相談や経営支援講座が求められる、ということですね。しかし、言い訳ではないですが、教える立場からすると、その道の専門家に新しい知識を提供するというのは、かなり難しいことです!