おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の203ページ「第2-1-58図 高成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみましたが、今日は204ページ「第2-1-59図 高成長型企業における成長段階ごとの人材確保の取組」をみます。
下図から高成長型の企業が、各成長段階で取り組んだ人材確保の方法について見てみると、創業期は「家族・親族、友人・知人の採用」の割合が最も高く、次いで「ハローワークその他の公的支援機関の活用」、「前職等関係者の採用」となっていることが分かります。
この結果について白書は、他方で、成長初期、安定・拡大期については、「ハローワークその他の公的支援機関の活用」の割合が最も高く、次いで「インターネットや求人誌の活用」の順になっている。
また、「民間の人材紹介会社の活用」、「公的補助金・助成金や雇用促進税制の活用」をはじめとしたそのほかの人材確保の方法について見てみると、成長段階が進むにつれて、いずれの取組についても回答割合が上がっている。
これらのことから、高成長型の企業は、創業期には、主に家族や友人、前職の同僚や取引先といった自身の周りから人材を確保して事業を開始しているが、成長段階が進むにつれて多様な人材を必要とするようになるため、ハローワーク等の公的支援機関やインターネットや求人誌といった多様なメディアを通した情報発信や、民間人材会社や各種就職説明会といった多様な方法を活用することで、より多くの多様な人材を確保しようとしていることが分かる、とあります。
現場では確保も難しいが、せっかく入社してもすぐに辞めてしまうので、人材確保を諦めている。単純な作業はロボットに任せたいという声をよく聞きます。切実な問題ですね!
昨日は2017年版「中小企業白書」の203ページ「第2-1-58図 高成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみましたが、今日は204ページ「第2-1-59図 高成長型企業における成長段階ごとの人材確保の取組」をみます。
下図から高成長型の企業が、各成長段階で取り組んだ人材確保の方法について見てみると、創業期は「家族・親族、友人・知人の採用」の割合が最も高く、次いで「ハローワークその他の公的支援機関の活用」、「前職等関係者の採用」となっていることが分かります。
この結果について白書は、他方で、成長初期、安定・拡大期については、「ハローワークその他の公的支援機関の活用」の割合が最も高く、次いで「インターネットや求人誌の活用」の順になっている。
また、「民間の人材紹介会社の活用」、「公的補助金・助成金や雇用促進税制の活用」をはじめとしたそのほかの人材確保の方法について見てみると、成長段階が進むにつれて、いずれの取組についても回答割合が上がっている。
これらのことから、高成長型の企業は、創業期には、主に家族や友人、前職の同僚や取引先といった自身の周りから人材を確保して事業を開始しているが、成長段階が進むにつれて多様な人材を必要とするようになるため、ハローワーク等の公的支援機関やインターネットや求人誌といった多様なメディアを通した情報発信や、民間人材会社や各種就職説明会といった多様な方法を活用することで、より多くの多様な人材を確保しようとしていることが分かる、とあります。
現場では確保も難しいが、せっかく入社してもすぐに辞めてしまうので、人材確保を諦めている。単純な作業はロボットに任せたいという声をよく聞きます。切実な問題ですね!