おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の222ページ「第2-1-70図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法」をみましたが、今日は223ページ「第2-1-71図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用したかった資金調達方法」をみます。
下図から安定成長型の企業が利用したかったができなかった資金調達方法について、各成長段階別に見ると、創業期は、「民間金融機関からの借入れ」、「政府系金融機関からの借入れ」の割合が高くなっていることが分かります。
また、白書は、成長初期は、「公的補助金・助成金の活用」、安定・拡大期は「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「クラウドファンディングの活用」等の割合がそれぞれ高くなっていることが分かる。
前述第 2-1-70 図の実際に活用した資金調達方法と比較すると、安定成長型企業は、創業期においては金融機関から借入れしたいというニーズが高い一方で、実際には経営者本人の自己資金等を活用している。
成長初期に入ると、金融機関からの融資を受けられるようになる一方で、新たに公的補助金・助成金のニーズが高まっており、さらに安定・拡大期については、ベンチャーキャピタルや個人投資家からの出資や、クラウドファンディングの活用といった多様な資金調達を希望するようになっているが、実際には出資や補助金については活用できておらず、依然として金融機関からの融資を中心に資金調達を行っていることが分かる、とあります。
金融機関以外からの資金調達を求めるが、実際には難しいということです。これには誰もが納得するのはないでしょうか!
昨日は2017年版「中小企業白書」の222ページ「第2-1-70図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用した資金調達方法」をみましたが、今日は223ページ「第2-1-71図 安定成長型企業が成長段階ごとに利用したかった資金調達方法」をみます。
下図から安定成長型の企業が利用したかったができなかった資金調達方法について、各成長段階別に見ると、創業期は、「民間金融機関からの借入れ」、「政府系金融機関からの借入れ」の割合が高くなっていることが分かります。
また、白書は、成長初期は、「公的補助金・助成金の活用」、安定・拡大期は「ベンチャーキャピタル、投資組合・ファンド等からの出資」、「クラウドファンディングの活用」等の割合がそれぞれ高くなっていることが分かる。
前述第 2-1-70 図の実際に活用した資金調達方法と比較すると、安定成長型企業は、創業期においては金融機関から借入れしたいというニーズが高い一方で、実際には経営者本人の自己資金等を活用している。
成長初期に入ると、金融機関からの融資を受けられるようになる一方で、新たに公的補助金・助成金のニーズが高まっており、さらに安定・拡大期については、ベンチャーキャピタルや個人投資家からの出資や、クラウドファンディングの活用といった多様な資金調達を希望するようになっているが、実際には出資や補助金については活用できておらず、依然として金融機関からの融資を中心に資金調達を行っていることが分かる、とあります。
金融機関以外からの資金調達を求めるが、実際には難しいということです。これには誰もが納得するのはないでしょうか!