おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の470ページ「第2-4-5図 ⾮製造業における業務領域別に⾒た⼈材不⾜の状況」をみましたが、今日は471ページ「第2-4-6図 今後の人材確保の必要事情」をみます。
下図から中小企業はどのような事情から人材確保が必要となっているのかを見ると、「仕事量の増加」や「多様化する顧客ニーズへの対応」、「新事業・新分野への展開」といった、景況回復や顧客のニーズの変化を受けて人材確保が必要となっている企業が 4割超存在する一方で、「従業員の高齢化」や「慢性的な人手不足」といった、やむを得ない事情により人材確保が必要となっていると回答している企業も 4 割近く存在することが分かります。
次に、人材確保の必要事情について事業展開の方針別に違いを見ると、成長・拡大志向企業にとって、中核人材、労働人材共に確保の必要事情として「仕事量の増加」を挙げる傾向が強いことが分かります。
また、特に中核人材のみ確保の必要があると回答した企業においては、「新事業・新分野への展開」と回答した割合が 30.4%と最も高くなっています。
人材不足に対して時間給の増加で対応してきたが、それも限界に近づいており、閉店時間の繰り上げや定休日を設定するといった記事が昨日ありましたが、これらを踏まえ、人材不足はどのような影響があるのか、明日、みていきます。
昨日は2017年版「中小企業白書」の470ページ「第2-4-5図 ⾮製造業における業務領域別に⾒た⼈材不⾜の状況」をみましたが、今日は471ページ「第2-4-6図 今後の人材確保の必要事情」をみます。
下図から中小企業はどのような事情から人材確保が必要となっているのかを見ると、「仕事量の増加」や「多様化する顧客ニーズへの対応」、「新事業・新分野への展開」といった、景況回復や顧客のニーズの変化を受けて人材確保が必要となっている企業が 4割超存在する一方で、「従業員の高齢化」や「慢性的な人手不足」といった、やむを得ない事情により人材確保が必要となっていると回答している企業も 4 割近く存在することが分かります。
次に、人材確保の必要事情について事業展開の方針別に違いを見ると、成長・拡大志向企業にとって、中核人材、労働人材共に確保の必要事情として「仕事量の増加」を挙げる傾向が強いことが分かります。
また、特に中核人材のみ確保の必要があると回答した企業においては、「新事業・新分野への展開」と回答した割合が 30.4%と最も高くなっています。
人材不足に対して時間給の増加で対応してきたが、それも限界に近づいており、閉店時間の繰り上げや定休日を設定するといった記事が昨日ありましたが、これらを踏まえ、人材不足はどのような影響があるのか、明日、みていきます。