おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の293ページ「第 2-6-2 図 年代別に見た中小企業の経営者年齢の分布」をみましたが、今日は294ページ「第 2-6-4 図 社長年齢別に見た、後継者決定状況」をみます。
下図から、後継者の有無について見ると、経営者が高齢の企業においても、後継者が不在の企業が一定割合おり、60歳以上の経営者においては、48.7%が後継者不在であることが読み取れます。
ここまでを踏まえ白書は、こうした後継者・後継者候補のいない企業においては、M&Aも事業承継のために一つの選択肢となっている。こうした中小企業の事業承継がM&Aを活用する背景の一つとなっているといえる、とあります。
そして、本節のまとめとして白書は、中小企業がM&Aに取り組む背景について見てきた。人口減少によって人手不足の深刻化や国内需要の縮小が生じており、グローバル化やライフサイクルの短縮化、IoT等の新技術の台頭等の経営環境の変化が生じている。
こうした変化に適応し継継して成長を図っていくことは、M&Aの買い手・売り手双方の経営課題となっている。また、経営者年齢の高齢化が進む中で後継者を確保できず、廃業を選択する企業もいる。
経営を引き継ぐ時期となっても、後継者が確保できていない企業にとっては、M&Aが事業承継の一つの選択肢となっている。以上を踏まえると、M&Aの買い手側と売り手側双方において、中小企業がM&Aを行う背景があると考えられる、とあります。
M&Aを活用する、この考え方は理解していますが、実際にどのように進めれば良いでしょうか。読み進んでいきます!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の293ページ「第 2-6-2 図 年代別に見た中小企業の経営者年齢の分布」をみましたが、今日は294ページ「第 2-6-4 図 社長年齢別に見た、後継者決定状況」をみます。
下図から、後継者の有無について見ると、経営者が高齢の企業においても、後継者が不在の企業が一定割合おり、60歳以上の経営者においては、48.7%が後継者不在であることが読み取れます。
ここまでを踏まえ白書は、こうした後継者・後継者候補のいない企業においては、M&Aも事業承継のために一つの選択肢となっている。こうした中小企業の事業承継がM&Aを活用する背景の一つとなっているといえる、とあります。
そして、本節のまとめとして白書は、中小企業がM&Aに取り組む背景について見てきた。人口減少によって人手不足の深刻化や国内需要の縮小が生じており、グローバル化やライフサイクルの短縮化、IoT等の新技術の台頭等の経営環境の変化が生じている。
こうした変化に適応し継継して成長を図っていくことは、M&Aの買い手・売り手双方の経営課題となっている。また、経営者年齢の高齢化が進む中で後継者を確保できず、廃業を選択する企業もいる。
経営を引き継ぐ時期となっても、後継者が確保できていない企業にとっては、M&Aが事業承継の一つの選択肢となっている。以上を踏まえると、M&Aの買い手側と売り手側双方において、中小企業がM&Aを行う背景があると考えられる、とあります。
M&Aを活用する、この考え方は理解していますが、実際にどのように進めれば良いでしょうか。読み進んでいきます!!