おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の313ページ「第 2-6-17 図 M & A の相手先を見付けたきっかけ」をみましたが、今日は314ページ「第 2-6-18 図 M & A の相手先の経営者年齢」をみます。
下図からM&Aの相手先の経営者年齢について見ていくと、「60歳代」が48.5%と最も多く、「70歳以上」と合わせると67.2%を占めていることが分かります。
次に、この相手先の経営者年齢別に、相手先のM&Aの目的を見ていくと、相手先経営者の年齢が「60歳代」や「70歳以上」の場合、「事業の承継」を目的とする割合が最も高くなっていることが分かります。
この結果について白書は、経営者が高齢となり、後継者不在の企業でM&Aが活用されていることがうかがわれる。他方、経営者年齢が「40歳代以下」の場合は、「事業の成長・発展」を目的としてM&Aを行う割合が他の年代よりも高くなっており、事業承継ではなく企業の成長戦略としてM&Aが活用されていることがうかがえる、とあります。
ここまで見たとおり、M&Aはこれまであまり関係がないような感じがありましたが、実際には身近で実施されており、今後もさらに増加するような感じを受けますね。よって、専門家としてもこのあたりの基礎知識は十分に習得しておかないといけないということなのでしょうね。
昨日は2018年版「中小企業白書」の313ページ「第 2-6-17 図 M & A の相手先を見付けたきっかけ」をみましたが、今日は314ページ「第 2-6-18 図 M & A の相手先の経営者年齢」をみます。
下図からM&Aの相手先の経営者年齢について見ていくと、「60歳代」が48.5%と最も多く、「70歳以上」と合わせると67.2%を占めていることが分かります。
次に、この相手先の経営者年齢別に、相手先のM&Aの目的を見ていくと、相手先経営者の年齢が「60歳代」や「70歳以上」の場合、「事業の承継」を目的とする割合が最も高くなっていることが分かります。
この結果について白書は、経営者が高齢となり、後継者不在の企業でM&Aが活用されていることがうかがわれる。他方、経営者年齢が「40歳代以下」の場合は、「事業の成長・発展」を目的としてM&Aを行う割合が他の年代よりも高くなっており、事業承継ではなく企業の成長戦略としてM&Aが活用されていることがうかがえる、とあります。
ここまで見たとおり、M&Aはこれまであまり関係がないような感じがありましたが、実際には身近で実施されており、今後もさらに増加するような感じを受けますね。よって、専門家としてもこのあたりの基礎知識は十分に習得しておかないといけないということなのでしょうね。