トンネルピオーネ講習会 2007年5月17日
朝から、時折雷雨があり、不安定な天候の中、
ピオーネの講習会が行なわれた。
倉敷農業普及指導センターからは、青山さん、北川さん、
JA吉備路からは、梶原先生が、講師で来られ、
ピオーネ畑に於いて、説明してくださった。
我が家のピオーネは、まだまだ、ここまで育っていない。

ピオーネ花穂整形
写真は、予備的な整形で、仕上げの整形は、先端 3.0~3.5cmに調整する。

ピオーネねん枝仕方①

ピオーネねん枝の仕方②

昨年植えたお宅のピオーネ


昨年も、この講習会に参加しているが、忘れている事が多く、とても参考になった。
講習会資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 本年の栽培管理ポイント
◎芽かき、花落としなどを早めに行い、初期成育を促進する。
◎開花・結実後は、樹に負担を強いない管理を心がける。(着果量など)
■ 当面の管理
1.摘穂
◎展葉4・5枚から遅くとも新梢誘引までに、1新梢1花穂に調節する。
◎明らかに弱い新梢では、花穂を残さない。
◎新梢を多めに残す管理を行なう場合でも、面積当たりの花穂数を増やさない。
2.芽かきと誘引
(1)新梢の配置
◎等間隔で誘引するよう努める。
・強勢樹:誘引までは多めに残しておき、開花期に最終調整する。
・弱勢樹:早めに芽かきを仕上げる。
(2)誘引
◎全体の3・4割が誘引できるようになったら始め、2・3回に分けて実施する。
◎強い新梢から誘引し、弱い枝は勢力が出てから誘引する。
10a当たりの新梢数・開花時の花穂数 5000~6000本
最終果房数 2500~3000房 最終結果量 1500kg
3m2当たりの新梢数・開花時の花穂数 17~20本
最終果房数 8.3~10房 最終結果量 5kg
3.摘心、ねん枝
◎樹勢や個々の新梢勢力に応じて行なう。
◎開花期には新梢先端、副梢先端ともに伸長がほぼ止まっている状態に管理する。
開花3日前~開花始め 本梢:房先8・9葉で未展葉部摘心。
副梢:強く伸びるものは開花直前に摘心。
巻きづるがある所で切るといい。
4.花穂整形(切り込み)
◎予備的に岐肩や肩の不要な車を早く落とし、養分の浪費防止と労働分散。
◎仕上げは、開花一週間前~開花直前に適正に。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.ジベレリン処理
(1)第1回目処理(無核化処理)
①処理適期
その花穂の中の花蕾が咲ききった(100%開花)した日から約4日後まで。
②処理方法
◎夕方など多湿条件下で処理する。
◎浸漬処理(どぶ漬け処理)する。
◎灰かび病予防のため、事前に花かすをふるい落としておく。
(2)第2回目処理(肥大処理)
◎30℃以上の高温時や多湿条件をさけ、晴天日の午前中に行なう。(ジベ焼けしない為に)
◎生育(開花)に7日以上の差が無ければ一斉処理してよい。
◎浸漬処理(どぶ漬け処理)するが、処理液のしずくは丁寧にふるい落とす。
(3)処理薬液の調整
パターン1
1回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
2回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
または
フルメット 5ppm単用(2㍑に10㍉㍑)
パターン2
1回目・・・ジベレリン25ppmにフルメット2~3ppm混用
(2㍑にジベレリン50mg、フルメット4~6㍉㍑を)
2回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
または
フルメット 5ppm単用(2㍑に10㍑)
パターン3
1回目・・・ジベレリン25ppmにフルメット10ppmで混用
(2㍑にジベレリン50mg、フルメット20㍉㍑)
2回目・・・処理しない
6.房づくり、結果量調節
第1回目ジベ処理の5日後から房づくりを開始し、第2回目処理までに終わらせる。
昨年は、無農薬有機肥料で、ピオーネの栽培を行なったが、5のジベ処理だけはどうしても必要との事で、この処理だけは仕方なく行なった。
今年は、どうしたものか思案中。他の農薬は、全くしていないし、する積りも無い。
昨年も、自然から抽出したといわれる、竹酢液とHB101と万田酵素の混用希釈液散布と、辛抱に虫取りをする事で、何とか熟れて口にする事が出来た。
クリック⇒昨年のピオーネのHP
朝から、時折雷雨があり、不安定な天候の中、
ピオーネの講習会が行なわれた。
倉敷農業普及指導センターからは、青山さん、北川さん、
JA吉備路からは、梶原先生が、講師で来られ、
ピオーネ畑に於いて、説明してくださった。
我が家のピオーネは、まだまだ、ここまで育っていない。

ピオーネ花穂整形
写真は、予備的な整形で、仕上げの整形は、先端 3.0~3.5cmに調整する。

ピオーネねん枝仕方①

ピオーネねん枝の仕方②

昨年植えたお宅のピオーネ


昨年も、この講習会に参加しているが、忘れている事が多く、とても参考になった。
講習会資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 本年の栽培管理ポイント
◎芽かき、花落としなどを早めに行い、初期成育を促進する。
◎開花・結実後は、樹に負担を強いない管理を心がける。(着果量など)
■ 当面の管理
1.摘穂
◎展葉4・5枚から遅くとも新梢誘引までに、1新梢1花穂に調節する。
◎明らかに弱い新梢では、花穂を残さない。
◎新梢を多めに残す管理を行なう場合でも、面積当たりの花穂数を増やさない。
2.芽かきと誘引
(1)新梢の配置
◎等間隔で誘引するよう努める。
・強勢樹:誘引までは多めに残しておき、開花期に最終調整する。
・弱勢樹:早めに芽かきを仕上げる。
(2)誘引
◎全体の3・4割が誘引できるようになったら始め、2・3回に分けて実施する。
◎強い新梢から誘引し、弱い枝は勢力が出てから誘引する。
10a当たりの新梢数・開花時の花穂数 5000~6000本
最終果房数 2500~3000房 最終結果量 1500kg
3m2当たりの新梢数・開花時の花穂数 17~20本
最終果房数 8.3~10房 最終結果量 5kg
3.摘心、ねん枝
◎樹勢や個々の新梢勢力に応じて行なう。
◎開花期には新梢先端、副梢先端ともに伸長がほぼ止まっている状態に管理する。
開花3日前~開花始め 本梢:房先8・9葉で未展葉部摘心。
副梢:強く伸びるものは開花直前に摘心。
巻きづるがある所で切るといい。
4.花穂整形(切り込み)
◎予備的に岐肩や肩の不要な車を早く落とし、養分の浪費防止と労働分散。
◎仕上げは、開花一週間前~開花直前に適正に。
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5.ジベレリン処理
(1)第1回目処理(無核化処理)
①処理適期
その花穂の中の花蕾が咲ききった(100%開花)した日から約4日後まで。
②処理方法
◎夕方など多湿条件下で処理する。
◎浸漬処理(どぶ漬け処理)する。
◎灰かび病予防のため、事前に花かすをふるい落としておく。
(2)第2回目処理(肥大処理)
◎30℃以上の高温時や多湿条件をさけ、晴天日の午前中に行なう。(ジベ焼けしない為に)
◎生育(開花)に7日以上の差が無ければ一斉処理してよい。
◎浸漬処理(どぶ漬け処理)するが、処理液のしずくは丁寧にふるい落とす。
(3)処理薬液の調整
パターン1
1回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
2回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
または
フルメット 5ppm単用(2㍑に10㍉㍑)
パターン2
1回目・・・ジベレリン25ppmにフルメット2~3ppm混用
(2㍑にジベレリン50mg、フルメット4~6㍉㍑を)
2回目・・・ジベレリン25ppm単用(2㍑にジベレリン50mg)
または
フルメット 5ppm単用(2㍑に10㍑)
パターン3
1回目・・・ジベレリン25ppmにフルメット10ppmで混用
(2㍑にジベレリン50mg、フルメット20㍉㍑)
2回目・・・処理しない
6.房づくり、結果量調節
第1回目ジベ処理の5日後から房づくりを開始し、第2回目処理までに終わらせる。
昨年は、無農薬有機肥料で、ピオーネの栽培を行なったが、5のジベ処理だけはどうしても必要との事で、この処理だけは仕方なく行なった。
今年は、どうしたものか思案中。他の農薬は、全くしていないし、する積りも無い。
昨年も、自然から抽出したといわれる、竹酢液とHB101と万田酵素の混用希釈液散布と、辛抱に虫取りをする事で、何とか熟れて口にする事が出来た。
クリック⇒昨年のピオーネのHP