報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

“愛原リサの日常” 「リサの猛攻」

2022-12-26 20:30:49 | 私立探偵 愛原学シリーズ
[期日不明 天候:不明 場所不明(どこかの地下牢?)]

 リサ:「んっ……ん……ん……!」

 薄暗い素掘りの洞窟のような場所。
 そこに作られた鉄格子の部屋。
 その鉄格子を隔てて、2人の男女が向かい合っていた。
 男は鉄格子の前に立っているが、下半身を露わにしている。
 女の方は、しゃがんで、男が露わにしている肉棒にしゃぶりついている。
 男は愛原で、女はリサだった。
 リサは体操服に、緑色のブルマを穿いている。

 愛原:「ああ……リサ……気持ちいいよ。……そう。カリの裏側も舐めるんだよ」
 リサ:「ん!……んふっ!」

 愛原は上に着ている服も脱いで、全裸になる。
 リサは愛原のナニから口を放すと、

 リサ:「先生ばっかり脱いじゃアレでしょ?わたしも脱ぐね」
 愛原:「いや、ダメだ!ブルマは穿いているからいいんだ。体操服も着たままでいいから」
 リサ:「そ、そう?」
 愛原:「続けて。リサの顔と体操服とブルマにぶっかけたい」
 リサ:「分かった……」

 そして、リサは再び愛原の肉棒にしゃぶりついたのだった。

[9月12日06:00.天候:晴 東京都墨田区菊川 愛原のマンション]

 リサ:「ぬへへへ……!先生、もう出ちゃうの……!?わたしにぶっ掛けて……!ぬへへへへ……!」
 高橋:「な、何だコイツ、気持ち悪い!」
 愛原:「さっさと起こしてやれ!恐らくリサの夢の中で、俺が逆レイプされてる!」
 高橋:「起きろや、ゴルァッ!!」

 高橋、鉄パイプで、うつ伏せ寝しているリサの尻を引っ叩いた。
 尚、リサは紺色のブルマを穿いている。

 リサ:「あたぁっ!?」
 愛原:「リサ、いい加減に起きないと、遅刻するぞ!」
 リサ:「な、何だ……。夢だったの……。ちっ、もうちょっとだったのに……」

 リサは、大欠伸をしながら起き上がった。

 愛原:「2度寝するなよ?」
 高橋:「2度寝しやがったら、今度はマグナム撃ち込む!」
 リサ:「先生の下半身のマグナムなら、いつでもOKだよ?」
 高橋:「しゃらぁーっ!!」
 愛原:「やっぱりオマエ、そんな夢を……!」
 リサ:「起きるから、早く出てって」

 愛原と高橋が出て行く。
 ベッドから出ると、股間が湿っているのが分かった。
 エロい夢を見たせいで、愛液が漏れ出したらしい。
 男で言えば、夢精のような状態か。

 リサ:「さすがに下着は換えるか」

 リサはクロゼットから新しい下着を取り出すと、それを持って部屋から出た。

[同日06:30.天候:晴 愛原のマンション]

 朝の身支度を終えたリサは制服に着替えて、食卓に就いた。

 リサ:「リンから聞いたんだけど、あの鬼斬り先輩、ブルマを買ったらしいよ?」
 愛原:「えっ、そうなのか!?」
 リサ:「愛原先生に見てもらいたいみたい。まあ、片足義足の女のブルマ姿なんて、何も萌えないだろうけど」
 愛原:「そんな言い方やめろよ。そんな言い方良くないよ。あと半年で卒業なのに、奮発しちゃったなぁ……」
 リサ:「わたしの作戦、今日で成功が確定するから、学校に来てよ」
 愛原:「? どういうことだ?」
 リサ:「今日、1時間目の授業は無くて、生徒会の総会があるの。主な議題は、『ブルマ復活に賛成か反対か』だね」
 愛原:「というか、殆どそれ一本じゃないのか?」
 リサ:「そうかもね」
 愛原:「投票で決まるのか?」
 リサ:「投票するまでもないよ。そもそも、生徒会が反対意見を採択できないから」
 愛原:「おいおい。イスラムの過激派テロみたいなことはやめてくれよ?」
 リサ:「大丈夫。自爆するのは生徒会の方だから」
 愛原:「どういうことだ?」

[同日08:00.天候:晴 東京都台東区上野 東京中央学園上野高校2年5組]

 淀橋:「いよいよ、今日は生徒会総会の開催日だけど……」
 小島:「本当に大丈夫なんですか?」
 リサ:「バカな女だよ。今日、あの女は自爆することになる」

 リサは不気味な笑みを浮かべた。

 淀橋:「この前、魔王様が『便秘に効く、いい薬を持っている』って言ったのにねぇ……」

 リサは一昨日、生徒会役員室で、最後の交渉を行った。
 但し、リサが自らの寄生虫を使って、生徒会役員の女子全員を便秘にしたのは黙ってておいた。
 あまりにも同時多発的で、尚且つ女子役員だけがそのような目に遭っていることから、生徒会長の城ヶ崎はリサの犯行を疑っていた。
 しかし、証拠は無い。
 生徒会は、リサの正体について誰も知らないからである。
 また、情報自体は耳にしていたとしても、証拠が無い為に一笑に付していた。

 リサ:「『この便秘薬が欲しければ、ブルマ禁止をやめろ』と、交渉しただけだよ」

 便秘薬はただの駆虫剤。
 “バイオハザードシリーズ”の世界では、回復薬として名高いグリーンハーブを調合したもの。
 実は、駆虫剤としても知られており、バイオハザードたけなわのラクーンシティでも、化け物となった虫に寄生された際、かなり効いた例がある(“バイオハザードRE:3”)。
 そしてそれは、リサの寄生虫もそう。
 回復薬として簡単に手に入るグリーンハーブを口にするだけで、リサの寄生虫は驚くほど素直に、寄生先の体内から出て行くのである。
 だが、城ヶ崎はそれを断った。

 城ヶ崎:「絶対この学園から、あんな恥ずかしい穿き物を排除してみせるから」

 と。
 女子陸上部が聞いたら抗議して来そうな発言で、実際、女子陸上部は生徒会からのレーシングブルマ着用禁止令を突っぱねている。

 リサ:「もっと、恥ずかしい思いを体験させてやるよ……!」

 リサの瞳が赤色に光り、目の前にいる『魔王軍四天王』の2人も震え上がるほどだった。

[同日09:30.天候:晴 同高校・体育館講堂]

 壇上に上がった城ヶ崎は、生徒会長として挨拶を始めた。
 既に城ヶ崎の腹は、1週間も便秘になっており、パンパンになっていた。
 そして、話がブルマ完全禁止令に及ぶと……。

 城ヶ崎:「私は生徒会長として、この学園の女子生徒に対し、長年、性的好奇心の目に晒されることとなったブルマを『事実上の廃止』ではなく、『新たな校則による、完全な禁止』を皆さんに呼び掛けたいと思いますが……」
 リサ:(ヤれ!)

 リサは2階のピロティから、城ヶ崎の体内に寄生している寄生虫達に命令した。

 城ヶ崎:「何卒、皆さんの公平な判断……をっ!?」

 突然、城ヶ崎を襲う激しい便意。

 城ヶ崎:「あっ、ちょっ……あっ!……あっ、うぅう……!」
 副会長(♂):「会長!?どうし……うわっ!?」

 城ヶ崎の異変に気付いた副会長の男子生徒が、城ヶ崎に近づいたが、既に城ヶ崎の下半身は怪しい色に染まっていた。

 城ヶ崎:「いや……!来ないで……!見ないで……!!」

 そして、充満する糞便の臭い。
 コロナ対策で、体育館の窓は開けられていたが、それでも遠く離れたピロティにまで臭いが伝わって来るほどだった。

 リサ:(さようなら。おバカさん)

 リサはスマホの動画で、城ヶ崎の脱糞の瞬間から終わって崩れ落ちるまでの一部始終を撮影していた。

 リサ:(邪魔者は許さない……!)

 当然、館内は大騒ぎになり、生徒会総会は中止になったのである。
 その為、『ブルマ禁止令』が採択されることはなかった。
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