パラリンピックが8月25日から9月5日まで開催予定です。
6月県議会には、コロナ蔓延下で「オリンピック・パラリンピックの開催を中止すべき」
と意見書を出しましたが、残念ながら賛成はたったの4人であえなく却下されました。
(賛成:共産党、平和の党、市民ネット)
案の定、オリンピック開催中から感染拡大は勢いを増し、現在、デルタ株の蔓延は
パンデミックを引き起こし医療崩壊が起こっています。
妊婦さんが自宅で早産し、医療措置が出来ずに赤ちゃんが亡くなる痛ましい状況
まで引き起こしています。
現在、千葉県内の入院調整中は1600人にも上っており、為すすべがない状況です。
私のところにも「児童生徒のパラリンピック観戦は止めさせるべきでは?」という
ご意見が寄せられています。
6月議会で、この点も含め環境生活警察常任委員会で「本人、保護者が観戦を希望
しない場合は、認めること。また、学校行事を欠席扱いにしないこと」と確認しています。
8月20日に担当課に現状を確認しましたので、熊谷知事の記者会見の真意も含め、
ご報告します。
新聞記事によると、熊谷知事は「科学的根拠に基づいて感染リスクをコントロール
できる環境なら問題ない」と説明したそうです。
この「科学的根拠に基づいて」とは何なのか、説明を求めました。
===============================
千葉県内のパラリンピック会場は幕張メッセで、4競技が開催されます。
駐車場があるので、希望校の9割が貸し切りバスで行きます。
無観客なので、学校にいるのと同じ状況です。
残り1割は、主に近場の高校生で、徒歩、もしくは電車で行きます。
電車利用も登校と同じなので、問題なし、と判断したそうです。
当初830校(105,000枚)が参加を希望していましたが、
6月の質問時で390校に減り、更に現段階では230校(36,000枚)です。
参加・不参加は学校長の判断で決定しています。
===============================
果たして、学校にいるのと同じ状況でしょうか?
パラリンピック会場に1日に一体どれだけの子どもたちが集まるのでしょうか?
4会場で28の日程が組まれています。
単純に割り返しても1300人が1会場にいることになります。
また、現在、学校での感染者が拡大していますが、国も千葉県も社会的検査を
行おうとしていません。
夏休み中、子どもたちはそれぞれ個々に活動しており、症状は出ていなくても
感染している可能性があります。
保護者からは、学校が始まる前に検査をしてほしい、と心配する声も上がっています。
まずは、参加者全員の検査を行って、陰性を確認してから実施すべきです。
それが、まずは第一歩です。
さらに、参加しない子どもへの配慮が必要です。
参加を強制しない、子ども、保護者の意思を尊重することを周知すべきです。
熊谷知事は市長時代から子どもたちには、学校行事を取りやめるのではなく、
感染対策をして、できるだけ体験させたい、という方針だったと聞きました。
市長時代、修学旅行をどこの自治体も取りやめている中、部屋が密にならない
ようにするなど、工夫を凝らして実施した、ということでした。
また、今夏、「緊急事態宣言中も夏休み中の部活動の大会等、子どもたちの
教育活動の機会を確保するため、県は子どもの活動に関わる参加者にPCR検査
の費用を全額負担することを決めた」と8月7日付千葉日報の記事にありました。
「教育活動を一律に中止せずに感染防止対策を取った上で実施に向けた判断を
行うように」と県教育委員会は各学校に呼びかけた、との事です。
最善の準備を行い、子どもたちの安全を最優先に、今後の感染状況を
見て、撤退も視野に入れた柔軟な対応を求めます。
6月県議会には、コロナ蔓延下で「オリンピック・パラリンピックの開催を中止すべき」
と意見書を出しましたが、残念ながら賛成はたったの4人であえなく却下されました。
(賛成:共産党、平和の党、市民ネット)
案の定、オリンピック開催中から感染拡大は勢いを増し、現在、デルタ株の蔓延は
パンデミックを引き起こし医療崩壊が起こっています。
妊婦さんが自宅で早産し、医療措置が出来ずに赤ちゃんが亡くなる痛ましい状況
まで引き起こしています。
現在、千葉県内の入院調整中は1600人にも上っており、為すすべがない状況です。
私のところにも「児童生徒のパラリンピック観戦は止めさせるべきでは?」という
ご意見が寄せられています。
6月議会で、この点も含め環境生活警察常任委員会で「本人、保護者が観戦を希望
しない場合は、認めること。また、学校行事を欠席扱いにしないこと」と確認しています。
8月20日に担当課に現状を確認しましたので、熊谷知事の記者会見の真意も含め、
ご報告します。
新聞記事によると、熊谷知事は「科学的根拠に基づいて感染リスクをコントロール
できる環境なら問題ない」と説明したそうです。
この「科学的根拠に基づいて」とは何なのか、説明を求めました。
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千葉県内のパラリンピック会場は幕張メッセで、4競技が開催されます。
駐車場があるので、希望校の9割が貸し切りバスで行きます。
無観客なので、学校にいるのと同じ状況です。
残り1割は、主に近場の高校生で、徒歩、もしくは電車で行きます。
電車利用も登校と同じなので、問題なし、と判断したそうです。
当初830校(105,000枚)が参加を希望していましたが、
6月の質問時で390校に減り、更に現段階では230校(36,000枚)です。
参加・不参加は学校長の判断で決定しています。
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果たして、学校にいるのと同じ状況でしょうか?
パラリンピック会場に1日に一体どれだけの子どもたちが集まるのでしょうか?
4会場で28の日程が組まれています。
単純に割り返しても1300人が1会場にいることになります。
また、現在、学校での感染者が拡大していますが、国も千葉県も社会的検査を
行おうとしていません。
夏休み中、子どもたちはそれぞれ個々に活動しており、症状は出ていなくても
感染している可能性があります。
保護者からは、学校が始まる前に検査をしてほしい、と心配する声も上がっています。
まずは、参加者全員の検査を行って、陰性を確認してから実施すべきです。
それが、まずは第一歩です。
さらに、参加しない子どもへの配慮が必要です。
参加を強制しない、子ども、保護者の意思を尊重することを周知すべきです。
熊谷知事は市長時代から子どもたちには、学校行事を取りやめるのではなく、
感染対策をして、できるだけ体験させたい、という方針だったと聞きました。
市長時代、修学旅行をどこの自治体も取りやめている中、部屋が密にならない
ようにするなど、工夫を凝らして実施した、ということでした。
また、今夏、「緊急事態宣言中も夏休み中の部活動の大会等、子どもたちの
教育活動の機会を確保するため、県は子どもの活動に関わる参加者にPCR検査
の費用を全額負担することを決めた」と8月7日付千葉日報の記事にありました。
「教育活動を一律に中止せずに感染防止対策を取った上で実施に向けた判断を
行うように」と県教育委員会は各学校に呼びかけた、との事です。
最善の準備を行い、子どもたちの安全を最優先に、今後の感染状況を
見て、撤退も視野に入れた柔軟な対応を求めます。